「一人で神経系を整える」には限界がある?安心の鍵を握る「温かなつながり」の力
机も椅子もない場所で感じた「知識」以上の学び
こんにちは。
トラウマセラピストmiwakoです。
なんだかいきなり暑くなって、
体温調節に苦労しております(-_-;)
皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
今日は、先週末に参加したセミナーのお話を
しようと思います。
セミナーというと、会議室に机と椅子が並び、
講師の話をメモするというイメージが
強いかもしれませんが、私が参加したものは
少し違いました。
約30名が、机も椅子もない広い空間で
クッションに座り、その場を「体感」する
ワークショップ形式のセミナーでした。

本や動画で学んでも、どこか「安心」しきれないあなたへ
今や知識やスキルはネット上に溢れており、
本や動画でも十分に学べます。
しかし、そうした「道具」を
たくさん持っていても、
現場で正しく使いこなせなければ
意味がありません。
例えば「〇〇療法」を学べば、
その道具の説明や使い方は教えてもらえます。
でも、目の前のクライアント様は
ひとりひとり違います。
知識だけなら本や動画でも十分ですが、
どれだけ多くの道具(知識・スキル)を
持っていたとしても、
正しい使い方ができないと
あまり意味がないなと感じています。
自分一人の頭で考えているだけでは
届かない領域が、どうしてもあるのです。
なぜ神経系は「一人」で整わないのか
私自身、かつては知識に偏りがちな学びに
疑問を抱いていました。
そんな時に、単なる手法ではない
「もっと大切なこと」を教えてくれる
恩師に出会い、今に至ります。
今回のセミナーでも痛感したのは、
神経系のシステムをたった一人で変えようと
思うのは、無理があるということです。
そもそも「安心」の感覚を知らない人が、
いくら本を読んでも動画を見ても、
それはただの「知識」にしか過ぎません。
神経系が真の安心を感じるには、
「他者との温かいつながり」が
必要不可欠なのです。
体感してわかった「協働調整」の侮れない力
そして、実際に人と顔を合わせることで生まれる
「協働調整」の力。
これが本当に侮れません。
自分自身で感じたものをより深めたり
探求していくことで、
本当の対応力がついていく。
同じ空間に誰かがいて、顔を合わせ、
その場に生まれる空気感が
神経系を静かに整えてくれます。
カウンセリングはよく
「話を聴いているだけでしょ?」と
思われがちですが、実はこの
「神経系の協働調整」という重要な役割も
担っています。
※協働調整については、こちらのブログでも
詳しく解説しています。
(関連記事:忘れたいのに忘れられないトラウマ記憶〜脳で何が起きているのかをやさしく解説します)
人は人とのつながりの中でこそ、
神経が少しずつ安心を覚えていくのです。

まずは「自分を安心させてくれる環境」を選んでみる
実は、カウンセラーにとっても、
クライアント様にとっても一番大切なのは
「知識やスキル」ではありません。
どんなに有名な先生でも、
緊張したり気を使ったりする相手には、
心を許せませんよね。
私たち支援者が一番大切にしないと
いけないことは、「自分自身のありよう」です。
これは講習を受けて身につくものではなく、
日々の生活の中で淡々と自分を整え、
積み重ねていくもの。
「一人でなんとかしなきゃ」と頑張るのを
一度お休みして、自分をどんな環境に置くのか、
自分自身とどう向き合うのかを問いかける。
その姿勢こそが、安心への第一歩になります。
今後も研鑽を積み、
自己探求の旅を続けていきたいと思います。
もし、あなたの安心に向けた自律神経の旅に
「伴走者」が必要なときは、
いつでも頼ってくださいね。
もし長い記事が疲れるなと感じたら、
エッセイカテゴリーに短めの文章もあります。
気軽に読める内容なので、
ちょっとした息抜きにどうぞ。
あなたの心が軽くなる一言が
見つかるかもしれません。
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