「わかってほしい気持ち」が行き場をなくすとき
「気持ち」って、ただわかってほしいだけなんです。
「そうか、そんなふうに思ったんだね」
ただ、そう受けとめてもらえるだけで、心がふっと軽くなることってありますよね。
なのに、
「それは良くない」
「そうじゃなくて、こうするべきだよ」
そんなふうにジャッジされてしまうと、心はぎゅっと閉じてしまう。
すると今度は、「気持ちを伝えること」そのものが怖くなって、何を感じているのかも、どう言葉にしたらいいのかも、わからなくなってしまう。
でも本当は、
ただ、わかってもらえたら、それだけでよかった。
それって、とてもシンプルな願いのはずなのに、大人になるほど「わかってもらう」ってことが難しくなってしまいます。
わかってもらえない体験が重なると、
「どうせ伝わらない」
「どうせまた否定される」
そんなふうに感じて、無意識のうちに感情をしまい込むクセがついてしまう。
それでもあなたの気持ちはちゃんとそこにあって、誰かに届くのをずっと待ってるかもしれません。
わかってほしかった。
ただ、それだけだった。
「そうか、そんな気持ちがあったんだね」って、まずはあなた自身が自分の心に声をかけてみてください。
小さなその一歩が、自分との関係をやさしく変えていくきっかけになります。

もし今、
「自分の気持ちを伝えるのが怖い」
「誰にも本音をわかってもらえない」
そんなふうに感じているなら、よかったらあなたの思いを聴かせてください。
私のカウンセリングでは、あなたの気持ちを否定せず、やさしく受けとめることを大切にしています。
言葉にならない想いにも、丁寧に耳を傾けながら、「わかってもらえた」と感じられる時間を一緒につくっていけたらと思っています。
心と体、トラウマについてブログではさらに詳しく、また解決のためのヒントもご説明しています。
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