あなたがなかなか変われなった理由は〇〇かも?
アダルトチルドレン特有の価値観や思考を書き換えても、相変わらずイライラするしいつも緊張して落ち着かないという方はいませんか?
そして変われない自分を責めていませんか?
それ、もしかしたら脳のシステムのせいかもしれません。
子供の頃、親の顔色をうかがって生きてきたアダルトチルドレンは、家の中が安心・安全な場ではありませんでした。

すると脳は、いつでも闘争・逃走できるよう備えます。
危険な場所は命の危機なので、脳は常に体を臨戦態勢にしておくのです。
そしていつの間にか臨戦態勢が当たり前の状態になってしまいます。
大人になって、毒親から離れのびのび生きていくぞ~と思ったところで、脳はいまだに闘争・逃走システムを解除していません。
だからリラックスするのも苦手、些細なことでイライラしがち、という状態からなかなか抜けられないのです。
体を危険から守るため臨戦態勢にするのは脳の原始的な部分なので、意志では変えられません。
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あなたがいくらカウンセリングを受けて前向きな気持ちになれたとしても、脳(体)はいまでもまだ昔のままの闘争・逃走システムを稼働し続けているのです。

でもあなたの責任ではありません。
意志で変えられないのですから。
だから闘争・逃走システムをオフにしてあげる必要があります。
思考のクセや価値観を書き換えるのももちろん大切ではあるのですが、まずは脳(体)にシステムオフにしてもらえるよう安心・安全の感覚を覚えさせてあげるのです。
体にアプローチする方法で体が緊張を解けるように時間をかけてやっていきます。
システムをオフと言っても、電源のオンオフを切り替えるような単純なものではありません。
「ずっと臨戦態勢だった体を少しずつ緩めてあげる、時間をかけて緊張を解いてあげる」そんな感覚です。
そのためには心地よさがとても大切です。
体の心地よさと共に、心で感じる心地よさも神経に伝わります。

お一人お一人に合った方法で日常生活の中に取り入れ習慣化していくのが大切です。
カウンセリングでは個人の状態に合わせて闘争・逃走システムを少しずつ解除していけるよう一緒に進めていきます。
今まで色々試してもなかなか変われなかった方、脳のシステムのせいかもしれませんので安心してくださいね。
あなたは変われます。
カウンセリングで、脳の闘争・逃走システムをオフにしませんか?