トラウマは過去を話さなくても癒せます~あなたの心を守る安心の克服法~

この記事の内容

トラウマ=過去を語る?そんなイメージに苦しんでいませんか?


「トラウマを克服するには、過去のつらい体験を何度も語らないといけない」
そんなイメージをお持ちではありませんか?



でも実は、そのイメージこそが、あなたの心をさらに傷つけてしまうことがあります。



話すこと自体がつらいのに、「克服するためには必要」と思い込んで我慢して話す。
その結果、ますます具合が悪くなってしまう。そんなご相談をよく受けます。



実は、過去を話さなくてもトラウマは癒せるんです


トラウマを癒すには、必ずしも過去を詳細に語る必要はありません。

むしろ、無理に思い出して話すことで、脳が再びその体験を“今まさに起きていること”と錯覚してしまうことがあります。

そうなると、身体や神経は危険信号を出し続け、さらに緊張や不安が強まってしまいます。

カウンセリングやセラピーは、そんなふうに無理をする場所ではありません。
本当の意味での「癒し」は、あなたのペースを大切にするところから始まります。



なぜ過去を話すだけではつらくなるのか


トラウマを抱えているとき、脳は「もう終わったはずの出来事」を、今も起きているかのように処理してしまいます。



これは脳の本能的な防衛システムの働きによるもの。
つまり、意志の力だけではコントロールできない反応です。



そのため、過去のことを話すと、自分でも気づかないうちに、あのときと同じような緊張や不安がぶり返してしまうのです。

つらくなるイメージを雨に濡れた蓮の画像で表現



トラウマの正体は「脳の誤作動」にある


トラウマは、心の弱さや性格のせいではありません。
すべては脳の仕組みが関係しています。

たとえば、以下のような反応に心当たりはありませんか?

  • 常にどこか体がこわばっている
  • リラックスが苦手
  • 何かあるとすぐに不安になってしまう


これはすべて、「脳が過去の体験を現在と勘違いしている」ことによる、無意識の防衛反応なのです。



癒しの鍵は「体の感覚を取り戻すこと」


トラウマを癒すためには、体の感覚を取り戻していくことがとても大切です。

トラウマ体験の中で、心と体は切り離され、感覚がマヒしたり、鈍くなったりすることがあります。

それは、もうこれ以上苦しみたくないという、あなた自身を守るための反応でもあります。

セラピーでは、その失われた感覚を、少しずつ丁寧に取り戻していきます。



無理に話す必要はない。体に寄り添うセラピーとは


当ルームでは、トラウマの体験を無理に話していただくことはありません。

言葉よりも先に、あなたの「体」が感じているものを大切にします。

安心できる空間の中で、少しずつ体をゆるめることで、脳が「今は安全なんだ」と認識していきます。

それが、根本的な癒しのはじまりです。



少しずつ、自分を守りながら前に進むという選択


大きな変化を一気に起こそうとすると、脳は強い抵抗を感じてしまいます。

だからこそ、小さなステップの積み重ねがとても大切です。

「今日は少し呼吸が深くできた」
「なんとなく体が軽くなった気がする」

その小さな変化が、やがて大きな安心と自信へとつながっていきます。

小さな変化のイメージをデイジーの画像で表現



あなたの「安心できる場所」として


「誰にもわかってもらえない」
「話すのが怖い」

そんな思いを抱えたまま、ずっと頑張ってきたあなたへ。

ここは、あなたが安心して立ち止まり、呼吸を整えられる場所です。
話してもいいし、話さなくても大丈夫。

あなたのタイミングで、あなたらしい癒しを始めていけるよう、全力でサポートします。



【まとめ】つらい過去を話さなくても、回復の道はある


トラウマ克服に「過去を話すこと」は必須ではありません。

脳と体のつながりを取り戻すことが回復への近道です。

セラピーは、あなたの安全を最優先にします。

小さな変化を積み重ねることが、確かな前進につながります



まずは一歩。あなたのお話を、カウンセリングで


今もまだ、体に力が入りっぱなしではありませんか?
少しでも気になることがあれば、お話を聞かせてください。

無理に思い出さなくていい。
無理に話さなくていい。

あなたの「今ここ」を大切にするカウンセリングを、ぜひ一度体験してみてください。




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