自分を責めるのは「大正解」だった。自分を労うとは、過去の生存戦略をただ認めること
自分を責めるのをやめられない人へ。その心理は「生存戦略」だったと認めるだけで心が軽くなる
今回は、私がお休みに入る前、
最後にお伝えしたい大切なお話をまとめました。
(4月末頃まで新規カウンセリングの受付を中止しています)
今「自分を責めること」が止まらなくて苦しいと
感じている方にこそ、届いてほしい内容です。
「やりたいこと回路」を強化する簡単なコツ
前回の記事を読んだ方から
「こんなことをやってみたいんです」という
前向きなメッセージをいただくことが
増えました。
何か感情が動いた時、それを自分の中に留めず、
一旦外に出す(言語化する)というのは、
実はとても重要なプロセスです。
私に話さなくても、ノートに書く、
あるいは言葉に出すだけでも構いません。
そうすることで、普段はネガティブなことに
使われがちな脳のリソースが、
「やりたいこと」専用の回路へと
切り替わっていきます。
この回路を強化するためには、
とにかく「出す(アウトプットする)」ことが
一番の近道です。
潜在意識を書き換える前に、どうしても知ってほしいこと
「やりたいこと」に意識を向けようとしても、
つい自分を責めてしまったり、
足が止まってしまったりすることも
ありますよね。
そんな時、世間でよく言われる「潜在意識」や
「思考の癖」を無理に書き換えようとする前に、
最も重要なことがあります。
それは、「自分を労う」ということです。
自分を労うというのは、何も
「私は生きているだけで素晴らしい!」と
無理にポジティブに思えということでは
ありません。
どんな自分であってもジャッジせず、
「今日まで生きてきた自分を、ただ認める」
ここからすべてが始まります。
その「自己否定」さえも、あなたを守るための生存戦略だった
一見、自分の嫌いな部分に見える要素。
例えば、ついつい自分を責めてしまう、
不安が強い、人に合わせてばかり・・・。
それらはすべて、
あなたが今日まで生きてくるための
必死の「生存戦略」でした。
わかりやすい例を挙げてみましょう。
あなたが会社で、自分なりに考えて
必死にその場に適応して働いているとします。
それなのに、その苦労を
一切認められることなく、上司から突然
「あなたのやり方はダメだ、
もう辞めてもらうよ」と言われたら
どうでしょうか?
ひどい話ですし、理不尽ですよね。
実は、私たちの心の中でもこれと同じことが
起こっています。
イライラや不安、自分を責める癖。
それらはかつてのあなたにとって、
その場を生き抜くための「最善の防衛手段」
だったはずです。
いわば、
心を守るために必死に構え続けてきた「盾」
のようなものです。
その背景を認めもせず、自分の嫌いな部分を
無理に変えよう(盾を捨てさせよう)とすれば、
心は猛烈な抵抗を起こします。

本当の意味で「自分を労う」ための第一歩
まずは「今生きている」というだけで大正解
なんです。
今日まで生きてくる間に、場面場面での
最善を選んできたからこそ、今、命がある。
命を守る戦略としては、大正解だったのです。
そこを一旦「ただ認めて」あげてください。
「ああ、私はあの時、自分を守るために必死で
この戦略を選んだんだな」と。
そうやって頑張ってきた自分を正当に認め、
労うことができて初めて、
心は安心して「盾」を少しずつ、
安全な形で緩めていくことが
できるようになります。
現代の「インスタントな刺激」と心の余白
と、こんなことをお伝えしている私も、
実はこのところ自分への労いが不足して、
腱鞘炎を悪化させてしまいました。
労いというのは、心だけでなく体も同じですね。
また、最近は大人も子供も、
スマートフォンなどの動画で
「インスタントな刺激」を浴び続ける機会が
増えています。
強い光や音だけの刺激は、脳を疲れさせ、
自己コントロール力を低下させる可能性も少なく
ありません。
情報社会の現代だからこそ、
人工的な刺激から離れ、
自然を感じたり「余白の時間」を持つことが、
自分を労うことにもつながります。
私もこのお休み期間、
ちょっとデジタルから離れて、
自分自身をたっぷり認めて労う時間にする
予定です。

少しずつ、自分を緩めていく
ここまで読んでいただき
本当にありがとうございます。
入院期間はそれほど長くありませんが、
カウンセリングの受付は2週間程度
お休みさせていただきます。
メルマガやブログの更新などは、
退院して落ち着いたら再開する予定です。
「自分を責める癖」も「今の自分」も、
まずはただ認めてあげること。
一人で抱えるのが少ししんどい時は、
誰かの手を借りることも
大切なセルフケアのひとつです。
現在は休暇をいただいておりますが、
お休み明けにはまた、
あなたの「生存戦略」に一緒に寄り添い、
心を緩めていくお手伝いをさせていただきます。
再開の目処が立ちましたら、
こちらのブログやメルマガでお知らせしますね。
お休み期間中も、あなたが少しでも
「余白」を感じられる穏やかな時間を
過ごせるよう、心から願っています。
もし長い記事が疲れるなと感じたら、
エッセイカテゴリーに短めの文章もあります。
気軽に読める内容なので、
ちょっとした息抜きにどうぞ。
あなたの心が軽くなる一言が
見つかるかもしれません。
エッセイはこちら














