脳がいつも考えている2つのこと



今日は脳についてのお話しです。

私たちの脳は、常に2つのことを考えていると言われています。


①ここは安全なのか?

私たちが今のような現代的な暮らしをする前、人間は常に危険と隣り合わせの生活をしていました。

そのため、脳の最も原始的な部分は今でも命を守るために常に、今この場所が安全なのかどうかを
考えています。


②いかにエネルギーを使わずにいるか

脳は無駄なエネルギーを使いたくありません。

命を守るため、危険を察知することを重視していますが、できればエネルギーを無駄使いしたくないのです。

エネルギーを無駄使いしないためにも新たなことはしたくないのです。

今のままがいいんです。
新しいことには危険が潜んでいるかもしれないし、何よりエネルギーを使ってしまうからです。

脳はできるだけ省エネモードで働きたいと思うのです。




脳のこの2つの特徴からわかることがあります。


不安や緊張が強い人は脳の危険察知する力が、他の人より強いだけ。


幼少期の家庭内が安心できる場でなかった人は危険察知能力が高くなり、常に不安や緊張が強くなるのです。



これは人として自然な反応なので、自己否定する必要はありません。

ただでさえ不安や緊張が強いのに、その回路ばかりしか使わないと、ますます不安回路が強化され、
不安の回路ばかりが優先して使われる
のです。



不安





でも脳の仕組みさえわかれば、不安の回路以外の回路を活性化させればいいとわかります。


安心感や心地よさ、楽しさ、そんな回路を活性化させたらいいのです。


しかし、幼少期から不安の強い人はそもそも安心の感覚を知りません。

知らないので、慣れ親しんだ不安の回路を強化させて生きてきました。

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でも大丈夫、知らないだけなので今から安心や心地よさの回路を育てればいいんです。





カウンセリングでは、緊張状態の体にアプローチし、少しずつ安心の回路を育てていきます。


そして脳は省エネモードが好きなので、大きなことをいきなりやりません。


脳に気づかれにくいような小さなことを習慣化することで、脳の抵抗に遭わないようにします。


私たちは最初は張り切っても3日坊主で終わってしまうのは、脳が変化を嫌うからなのですが、抵抗が出てきた時に、根性論で乗り切ろうとしなくてもこれは脳が抵抗してるんだなとわかっていると、自分を責めたりする必要がありません。

できるだけ抵抗の少ない方法で少しずつ新しい習慣を取り入れます。


今までの生き方を変えたいと思ったらこの脳の2つの特徴を知っておくといいです。

今まであれこれやってきたのに効果を感じられなかった人はこの2つのうちの両方、もしくは
どちらか片方が抜けていた可能性があります。


脳(体)に安心感を覚えさせ、抵抗の少ないことから習慣化する。

この意識がとても大切です。



安心感




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