幼少期の環境が人生を変える!?自律神経のすごい力



自律神経には交感神経副交感神経があるのは、よく知られています。


自律神経は車で言うと、アクセルの働きをしています。


エネルギーを高め、体を緊張・興奮させ活動的にします。


適度に交感神経が働く分には仕事や勉強がはかどり、生きていく上で役立つパワーなのですが、交感神経が過剰になってしまうとイライラしたりキレやすくなったりしますし、体の緊張状態が長く続くと疲れやすく、痛みが出たり消化吸収に影響が出たりする恐れがあります。






副交感神経は車で言うと、ブレーキの働きをしています。


体をリラックスモードにし、体を緩めます。


副交感神経も適度に働く分には心身をリラックスさせ、消化吸収や睡眠を促すのですが、過剰になってしまうとゆううつになったり、寂しさや孤独を感じ、何もやる気が起きなくなってしまいます。







私たち哺乳動物である人間には自律神経の状態を、一人でいても誰かといても穏やかにリラックスしていられる状態に保つ「第三の神経」と呼ばれる自律神経があります。


この第三の神経がバランスをとってくれるため、私たちは怒り続けたり無気力が続くのを防いでくれます。


この第三の神経は、安心感を感じた時に活性化するという特徴があります。




では安心感を感じるとは、どういう状態なのでしょうか?


私たちは赤ちゃんの頃、オムツを変えて欲しいとかお腹が空いたとか何らかの要望を泣くことで親に伝えようとしますが、その時に親がすぐに要望をかなえてくれたり、抱いてあやしてくれることで「世界は怖いところではない」という安心感を感じます。




少し大きくなっても親に素直に甘えられたり、自分の話を親がちゃんと聞いてくれたり、家の中で安心して過ごすことができるとやはり「世界は怖いところではない」「自分は愛されている」という安心感を感じます。


たとえ言葉で「愛しているよ」と伝えなかったとしても、子供の頃から親との適切な愛着が形成されている子供は、体が「安心感」を覚えているので第三の神経が活性化しています。




一時的に怒ったり泣いたりしても、いつまでもその状態から抜けられないということはありません。




第三の神経が適切に働いていれば、自然と落ち着くようになっているのです。





しかし幼少期に、親から無条件の愛情を受けていない子供は、適切な愛着が形成されておらず第三の神経が上手く機能していないので、感情が高ぶった時の落ち着かせ方を知りません。


そのため些細な刺激でキレてしまったり、逆にすぐに落ち込んでなかなか立ち直れなかったりするのです。


それは単に性格ではなく、第三の神経を活性化させる土台が育っていないからです。


安心安全の感覚が土台にあれば、私たちは第三の神経を活性化させて自律神経のバランスを保てます。


バランス




最近は研究が進み、たとえ幼少期に神経を落ち着かせてもらえなかったとしても、自分で安心安全の感覚を育てていけるとわかっています。


キレやすいのも、落ち込みやすいのも性格の問題ではありません。


だからあなたの責任でもなければ、あなたが悪いわけでもありません。


幼少期の環境による神経の仕業なので、どうか安心してください。



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