人生が苦しいのは、選べないからじゃなかった。“自由”の本当の意味とは?

この記事の内容

自由になりたいのに、苦しいあなたへ


突然ですが、あなたは「自由」って聞くと、どんなイメージが浮かびますか?

「好きなことができること」
「誰にも縛られないこと」

「思い通りに生きられること」



もしかしたら、そんな言葉が頭に浮かぶかもしれません。


私もずっと、自由って「自分が制限されないこと」だと思っていました。


親、パートナー、職場、社会・・・
他人の価値観や空気を読んで、自分の思いを引っ込めるたびに、「ああ、私は不自由なんだ」と感じていたんです。

でも、あるとき、ひとつの言葉がきっかけで、その「自由」の意味が大きく変わりました。

「自由とは、自分で人生の選択をしていると実感して生きること」



えっ?と思いました。

最初は「何それ?」って思ったし、正直ちょっとムッとしました。

だって、選びたくて選んでるわけじゃないことなんて山ほどあるじゃないですか。


親の期待に応えるために進んだ道とか、生活のために我慢して続けている仕事とか、周りとの関係を壊さないために飲み込んできた言葉たち・・・。

でも、それでも
「最終的に“選んだ”のは自分」なんだ、っていう視点に立つと、何かが少し変わったんです。



自分で選んでいたことに気づいたとき、心に余白が生まれる


たとえば、会社で無理難題を押しつけられて、「イヤだけど仕方ないからやるか」と受け入れること。


今まではそれを「やらされてる」と感じていました。

でもよく考えてみたら、「それでも断らなかった自分」がいたんです。

「波風立てたくない」
「嫌われたくない」
「怒られたくない」


そんな気持ちが、私に“やる”という選択をさせていた。

選びたくて選んでるわけじゃない。


でも、選ばされているわけでもない。


このグレーなところを見つめてみたとき、「あぁ私って、私なりに一生懸命自分を守ろうとしてたんだな」って思えました。



「選択していたことに気づくこと」が、人生を取り戻す第一歩


私たちは、生きている限り、毎日何かを選び続けています。


朝起きて、何を食べるか。どんな服を着るか。どの言葉を口にするか。どんな気持ちで過ごすか。

小さな選択の積み重ねが、今の人生を作っているんです。

だからこそ大切なのは、「選択してきたことに気づくこと」


自分はどんな気持ちで、どんな意図で、何を選んできたのか。


それに気づいたとき、人は少しずつ「自分の人生を生きている実感」を取り戻せるようになります。

そしてそれは、人生の自由度も、幸福度も、ちゃんと高めてくれます。

自分の選択のイメージをドアの前で悩む電球の画像で表現


「選べない」がつらいあなたへ


でもね、わかってるんです。

「選んでるって言われても、そんな余裕なんかないよ」
「どうしようもなかったから、選ぶしかなかっただけ」
「本当はイヤだった。でも、他に道なんかなかった」



そんなふうに感じることも、たくさんありますよね。



私もそうでした。
「選択肢なんてなかった」って思ってた。

でも、「選ぶしかなかった」というのも、ひとつの選択なんです。


苦しかった。つらかった。しんどかった。

それでも、そこで自分なりに最善を選んで生き抜いてきた。



その事実は、ちゃんと認めてあげてほしいと思います。



自由とは、「なんでもできること」じゃない


私たちが思う「自由」って、「全部思い通りにできる状態」だと思われがちですが、それって実はすごくしんどいことでもあるんですよね。

人には感情があって、環境があって、過去がある。


「どこでもドア」みたいに全部自由に選べるとしたら、逆に選べなさすぎて不安になったりもします。

だから本当の自由って、「どんな状況でも、自分で選んでいると感じられること」


そして、「その選択に責任を持てること」だと思うんです。

自分の人生を「誰かのせい」にせずに、「私が選んでここまで来た」と思えること。



それが、自分の人生を取り戻す力になるんですよ。



「これからの私」は、自分で選べる


過去を振り返って、「あのとき、ああしておけばよかった」って思うこともあるかもしれません。


でも、あのときのあなたは、あのときのベストを選んでいたんです。

これから先も、きっと悩むことはある。


しんどくて、どっちが正しいのか分からなくなることもある。

でも、大丈夫。
あなたには「選ぶ力」がちゃんとあるから。

そしてその選択のひとつひとつが、未来のあなたをつくっていきます。

自由に生きる未来のあなたのイメージを、空を飛ぶカモメの画像で表現



あなたの選択を、信じてあげてください


たとえ今が八方塞がりでも、どこにも行き場がないように思えても、自分の心の奥に「どんな自分で在りたいか」という灯りがあれば、そこに向かって選んでいくことはできる。

今までも、そうやって生き抜いてきたあなたなら、きっと大丈夫。


あなたの人生は、あなたのもの。



過去も未来も、誰かのためじゃなくて、「あなた自身が選んできた」と感じられたとき、人生はちゃんと自由になります。

どうか今日も、あなた自身の選択を大切に。



そして、どんな選択にも「そのときの精一杯だったね」と言ってあげられる優しさを、自分に向けてあげてくださいね。



最後に・・・


「自由になりたいのに、苦しい」
そんなふうに感じているあなたへ。

その苦しさの奥には、ちゃんと「自分で人生を選びたい」という強い想いがあります。
そして、その想いがある限り、あなたの人生はいつでも変えていけます。

もし今、ひとりで抱えるのがしんどいなと感じたら、よかったらカウンセリングでお話ししませんか?

安心できる場所で、あなたの「選びたい気持ち」をそっと大切に聴かせていただきます。



あなたが「自分で選ぶ人生」を歩んでいけるように、心からサポートします。




もし長い記事が疲れるなと感じたら、エッセイカテゴリーに短めの文章もあります。
気軽に読める内容なので、ちょっとした息抜きにどうぞ。
あなたの心が軽くなる一言が見つかるかもしれません。エッセイはこちら



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