自己否定をやめたい人へー|習慣を変える「自分に優しい声かけ」のすすめ

この記事の内容

自己否定をやめたいあなたへ


「またやってしまった」
「なんで私って、こんなにダメなんだろう」
「周りの人はうまくやってるのに、私だけ」



そんなふうに、自分を責める言葉がぐるぐると頭の中で繰り返されていませんか?
気づけばいつも、「自己否定」でいっぱい。
ちょっとした失敗も、自分を責める材料になってしまう。



でも、本当はそんなふうに責めたくて責めているわけじゃないんですよね。
本当は、ただ自分を認めてあげたいだけ。自分に優しくしたいだけ。



でもそれがどうしてもうまくできない。
「やめたいのに、やめられない」
そんな自分にも、また自己嫌悪してしまう。――つらいループに入ってしまっている方は多いんです。



大丈夫。
このループには、理由があります。
自己否定は、あなたの性格のせいでも、意志の弱さのせいでもありません。



今日の記事では、「なぜ自己否定が癖になってしまうのか?」「どうしたらそのループから抜け出せるのか?」を、やさしく紐解いていきます。



自己否定が癖になってしまう理由


自己否定って、誰かに教わったわけでもないのに、なぜか自然と染みついていたりしますよね。

その理由は、子どもの頃の環境にあることが多いんです。

たとえば、

  • 親が厳しかった
  • ほめられた記憶が少ない
  • 小さなミスでも叱られた
  • 比較ばかりされていた


こうした体験が積み重なると、私たちは「失敗=ダメな自分」「完璧じゃなきゃ認められない」という思い込みを持つようになります。

さらに怖いのは、それが「習慣」として定着してしまうこと。
自己否定は、意識してやるのではなく、もはや「反射的」になっているんです。

失敗やミスをした瞬間、無意識に「またダメだ」と自分を責める。
これが長年のクセになっていて、脳の中でも「自己否定の回路」がしっかり作られています。

でも、だからこそ希望もあります。
それは「自己否定はクセだから、違うクセをつけていけば変えられる」ということ。
私たちは、どんな思考のクセも、少しずつ上書きしていくことができるんです。



別の反応を習慣にしよう


脳は、よく使う回路をどんどん強化していく性質があります。
つまり、自己否定ばかりしていると「自己否定の回路」が活発になり、日常でもその回路ばかり使うようになります。

逆に言えば――
別の回路を意図的に使えば、その回路もちゃんと育っていくんです。

自己否定の代わりに育てたいのは、「自分をねぎらう」「自分を許す」「自分に優しくする」という回路。
でも、いきなり「私は素晴らしい!」なんて言っても、嘘っぽく感じてしまいますよね。

だから、まずはほんの少しだけ。
「自分をねぎらう」ことから始めてみましょう。

たとえば、

  • 今日はちょっとだけ頑張った
  • しんどいなか、ここまで来ただけでもえらい
  • 眠いけどちゃんと起きた、すごい

どんなに小さなことでもいいんです。
少しずつ「別の反応」を重ねることで、脳に新しい習慣ができていきます。



自分を労う言葉かけの具体例


ここで、毎日できる「自分を労う言葉かけ」の例をいくつか紹介します。

朝の鏡の前で

「おはよう。今日もよろしくね」

通勤・通学の途中で

「今日もよくやってるよ。大丈夫、大丈夫」

トイレや休憩のときに

「お疲れさま、ちょっと一息つこうか」

夜、眠る前に

「一日お疲れさま。今日もよくがんばったね」



これらの言葉は、無理やり自分をほめるものではありません。
ただ「事実として、自分の存在を認めてあげる」だけ。

大切なのは、やさしく、ていねいに、自分に語りかけること。
最初は照れくさいかもしれませんが、続けていくと、少しずつ心に染み込んできます。

自分を労う声掛けのイメージを、鏡に向かってほほ笑む女性の画像で表現



自分との付き合い方は他人との付き合い方と同じ


ちょっと想像してみてください。
いつもあなたを責めてばかりの友人がいたら、どう思いますか?

  • 何をしても「それじゃダメ」
  • 「もっとちゃんとやって」と文句ばかり
  • 失敗すると「ほらね、やっぱり」


そんな友人とは、できれば距離を置きたいですよね。
でも、多くの人は、自分に対してこんなふうに接しているのです。

自分自身との関係は、人生で一番長く続くもの。
だったら、もっと優しくしてあげていいはずです。

  • 「よく頑張ってるね」
  • 「今日は疲れてるよね」
  • 「それでも続けてるんだね、すごいよ」

そんなふうに自分に声をかけられたら、ちょっとだけ心がふわっと軽くなりませんか?



習慣を変えることは、自分を変えること


脳は「慣れたこと」を繰り返したがります。
だから、新しい習慣を取り入れるときは、最初ちょっとだけ抵抗があるものです。

でも、少しずつ続けていけば、それが当たり前になっていきます。

たとえば、

  • 歯みがきも最初は親に教わって、習慣になった
  • 毎朝の準備も、はじめは時間がかかった
  • 整理整頓も、くり返していくうちに自然にできるようになった


習慣の力って、それくらいすごいんです。


だからこそ毎日ほんのひとこと自分をねぎらうだけでも、自己否定のループは少しずつゆるんでいきます。

新しい習慣化で、自己否定のループがゆるむイメージを扉が開いて光が差し込む画像で表現



カウンセリングで習慣化をサポートします


自己否定が染みついていると、「変わりたい」と思っても、なかなかうまくいかないこともあります。

そんなときは、一人でがんばらなくても大丈夫。
あなたの今の状態に合わせて、無理なく「自分と仲良くなる習慣」を一緒に育てていきましょう。

カウンセリングでは、ただ話すだけでなく、感覚や体の状態にも丁寧に寄り添いながら、「自分を労う」ことを習慣化していくサポートをしています。

  • 自己否定のクセをやめたい
  • 自分に優しくなりたい
  • 生きやすくなりたい

そんなあなたの願いを、ぜひ一緒に叶えていきませんか?
ほんの小さな一歩が、あなたの未来を大きく変えていきます。




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