アダルトチルドレンが感じる「怒り」の正体 ― イライラの奥にある本当の気持ち

この記事の内容

「どうしてこんなにイライラするの?」と悩んでいるあなたへ


ちょっとしたことでイライラしてしまったり、怒りを感じてしまうことってありませんか?
「自分は短気な性格なんだ」と思って、自分を責めていませんか?

でもそれ、本当に「性格」のせいなのでしょうか。

もしかすると、子どもの頃から積み重ねてきた心のクセや、生きづらさの根っこにある“傷ついた気持ち”が関係しているかもしれません。



怒りの裏側にある「不安」と「悲しみ」


アダルトチルドレンの方に多いのが、「怒りっぽい自分」に悩みながらも、その理由がよくわからないというケースです。

例えば、

  • 人の言葉に過剰に反応してしまう
  • ちょっとした出来事で爆発してしまう
  • 怒った後に強い自己嫌悪におちいる



こうした「怒りの反応」は、実は心の奥にある“見捨てられたような不安”“わかってもらえなかった悲しみ”が関係しています。

不安や悲しみのイメージを一羽のカワセミの画像で表現



子ども時代に安心できなかった経験は、大人になっても影響する


子どもは本来、安心して甘えたり、自由に自分を出したりできる環境の中で育つものです。

でも、もしそれが叶わなかったとしたら──
たとえば、

  • いい子」でいないと親の機嫌が悪くなった
  • 困っても「我慢しなさい」と言われた
  • 頑張っても認めてもらえなかった

こんなふうに感じながら育つと、「本当の自分を出すと嫌われるかもしれない」「いつも気を張っていないといけない」という“生きるためのクセ”が身についてしまいます。

ポリヴェーガル理論では、こうした状態を「常に警戒モードになっている神経の反応」として説明されています。



つまり、あなたのイライラや怒りは、自分を守るための自然な反応なんです。



「怒ってはいけない」と感じてきたあなたへ


アダルトチルドレンの方は、怒りを感じたときに、

  • 「親を悪く思っちゃいけない」
  • 「私が悪い子だからいけないんだ」

と、自分を責めてしまうことがよくあります。

でも本当は、心の奥で「もっとわかってほしかった」「助けてほしかった」と叫んでいる“傷ついた子どもの自分”がいるのです。

パーツ心理学では、こうした過去の記憶や感情を持った“内なる自分”が、今のあなたにさまざまな形で影響を与えていると考えます。



イライラの奥にある本当の気持ちに気づくことが、癒しの第一歩


怒りの感情は、決して悪いものではありません。
むしろ、あなたが必死に生きてきた証であり、「もう限界だよ」という心のSOSなのです。

だからこそ、自分の怒りを責めるのではなく、「どうしてこんなに苦しいのかな」と優しく見つめてあげることが、とても大切です。

怒りの奥にある「不安」「悲しみ」に気づいたとき、少しずつ心がほどけていきます。

癒しの第一歩のイメージを、植物の画像で表現



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アダルトチルドレンの怒りに関係する悩みは、とても深くてつらいものですが、ひとりで抱えなくても大丈夫です。


一歩ずつ、自分のペースで、変わっていけます。

気になる方は、ぜひお気軽にご相談くださいね。



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