ここでは、日々の中で感じたことや、心についての小さなお話を綴っています。
どれも、Instagramのストーリーズで反響のあったものを集めた、心のエッセイ集です。
つらいとき、寂しいとき、自分を責めてしまうとき。
そんな時にそっと読み返したくなる、心に寄り添う言葉たち。
「カウンセリングって特別な人が受けるものだと思ってた」
「でも、こんな風に話を聞いてもらえたら、少しラクになれるかも」
そんなふうに思ってもらえるきっかけになれたら、嬉しいです。
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嫌いな自分を責めなくていい。認めることから始まる心の回復
自分の嫌いな面を見つけたとき、反省したり責めたりしなくてもいい。ただ「認める」だけで、少しずつ心は楽になっていきます。多くの人が「認めたら負け」と感じてしまうのは、過去の条件付きの愛に影響されているから。でも本当は、認めることが心をゆるめ、安心へと導く第一歩になります。あなたの心がふっと軽くなりますように。 -
心にチクっと痛みを感じたら ~ その感情が教えてくれること~
心にチクっとする痛みを感じたとき、それは過去の傷が「まだここにいるよ」と教えてくれているサインかもしれません。過去の痛みに気づき、癒していくには、まずは「今」の自分を少しでも楽にしてあげることが大切。今がつらすぎると、心の声に耳を傾ける余裕も生まれません。自分をいたわり、少しずつ前に進むためのヒントになれば。 -
「面倒くさそう」で終わらせないで。こだわりの奥にある価値に気づいてみよう
「こだわりが強い人」を「面倒くさい」と感じたことはありませんか?でもそのこだわりが、新しい価値や気づきを生み出していることもあります。他者を決めつけずに関わることで、世の中はもっと優しくなれる。そんな視点を届ける、やさしい一文です。あなたの心が少しほっとするきっかけになれば嬉しいです。 -
呼吸が止まっていませんか?心と体に安心を届ける小さな習慣
無意識に呼吸が止まっていませんか?体は息を吐くときに緩みます。吸うよりも「吐くこと」に意識を向けて、ゆっくり呼吸を味わってみてください。こうした小さな行動の積み重ねが、心と体に「安心しても大丈夫」という感覚を育ててくれます。今すぐできる、やさしいセルフケア習慣をあなたに。 -
「できなかった自分」を責める前に~心の声に耳を傾けてみよう~
「今日やるはずだったことが半分しかできなかった」そんな時、できなかった自分を責めていませんか?その考え方のままでは、自己否定のスパイラルから抜け出せなくなってしまいます。できなかったことにも理由があります。「何がブレーキをかけていたのか?」「どんな心の声があったのか?」自分を責める代わりに心の声に耳を傾けてませんか? -
もう笑うしかないときは、本当に笑ってみて。脳をうまく“だます”生き方のすすめ
八方塞がりでどうにもならない時、あなたはどうしていますか?問題が山積みでどうしようもない時こそ、もう笑うしかないと本当に笑ってみてください。脳は「楽しいのかな」と錯覚し、気分の落ち込みがやわらぎます。これは現実逃避ではなく自分を守る知恵。深刻な状況の中でも、自分を少しでも楽にする方法を知っておくことで心が軽くなります。 -
親を許さなくてもいい。でも、あなたの人生はあなたのもの
親を選べなかったことは、あなたのせいじゃありません。だから、恨んでもいいし、許さなくてもいい。けれど、どう生きていくかはあなた次第。親の呪縛に縛られ続けるのか、それとも、自分の人生を少しでも前に進めるのか。苦しみの中でも、自分の心を大切にしながら生きていくための視点をお伝えします。 -
人の厚意を素直に受け取れなかった私へ~過去の私が教えてくれたこと~
人のやさしさや厚意を素直に受け取れない自分を、責めたり嫌いになったことはありませんか?「申し訳ない」「私なんかが」といった感情や、人を疑ってしまう気持ちは、過去の自分が自分を守るために必要だったのかもしれません。このエッセイでは、そんな感情の裏にある愛おしい自分の存在に気づき、少しだけ自分に優しくなれるヒントをお届け。 -
人が怖いけど、孤独は寂しい~心の距離感がわからない~
幼少期に安心できる環境で育てなかった人は、人との「心の距離感」がわからず苦しむことがあります。近づきすぎれば怖い、でも離れすぎると孤独――その間で揺れ動き、疲れていませんか?このエッセイでは、その葛藤の背景と、穏やかな心の育て直しについて、やさしく綴っています。 -
本心は、体の中に隠れている~頭の声に惑わされるときは、体の感覚を信じてみよう~
思考や言葉は、ときに本心を覆い隠します。でも、体はうそをつけません。喉の詰まりやモヤモヤとした違和感…。それはあなたの本音が「ここにいるよ」と伝えてくれているサインかもしれません。感情がわからなくなった時ほど、体の反応を意識してみてください。安心できる場所で少しずつ、自分の本音とつながっていきましょう。 -
体は戦友であり、親友~もっと体の声を聴こう~
私たちの体は、生まれた瞬間からずっと共に生きてきた「戦友」であり、「親友」。思い通りにいかない日も、不満を抱えることもあるかもしれませんが、命の最後の瞬間まで共に歩むかけがえのない存在です。そんな大切な友である体の声に、私たちはどれだけ耳を傾けているでしょうか。思考ばかりで判断し、無視してしまっていませんか? -
色んな「私」と手をつなぐ~どんな自分も大切な一部~
私たちの心の中には、いくつもの「私」が存在しています。傷ついた子ども時代の「私」、平気なフリをして日常をこなす大人の「私」、誰かにわかってほしくて泣いている「私」、そんな自分を責める厳しい「私」──矛盾して見えるそれぞれも、実はすべて今日まで生き抜くために必要だった大切な大切な「私」。