友達に悩みを相談するリスク~自分も相手も苦しくなる理由
友達に悩みを相談する「自分側のリスク」
こんにちは。
トラウマセラピストmiwakoです。
友達に悩みを相談することって
誰でも経験があると思います。
しかし、友達に悩みを相談することで、
かえって苦しくなってしまうケースがあります。
この記事では、友達に悩みを相談するリスクを
自分側・相手側の視点から整理します。
まずは、自分の側のリスクから。
① 相手の価値観で「正解」を決められてしまう
友達は善意で言ってくれる。
でもそのアドバイスは、
・その人の人生
・その人の経験
・その人の怖さ・正しさ
で作られてる。
だから 「あなたの本音」より
「相手の基準」に 寄せられることが起きやすい。
特に不安が強い人ほど、
「そっか、私が間違ってるのかも」 って、
自分の感覚を引っ込めてしまう。
② 感情が処理されないまま、 話が「解決モード」に飛ぶ
友達相談で多いのがこれ。
「気にしすぎじゃない?」
「でも相手も大変なんじゃない?」
「もう忘れた方がいいよ」
こんな風に感情が置き去りになる。
本当は 「怖かった」「悔しかった」「悲しかった」
って感情を感じ切る必要があるのに、
頭だけでまとめさせられる。
結果、 一時的にスッキリしても、
また同じことで苦しくなる。
③ 無意識に「関係性の力関係」が入る
友達との関係って、対等に見えて実は、
・立場
・性格
・依存
・遠慮
が入り込む。
だから本当は 「そんな言い方しないでほしい」
「それは違うと思う」 って感じても、言えない。
すると 「理解してもらえなかった感覚」
だけが残る。
これって、じわっと自己否定を強めます。
④ 相手の不安・トラウマが混ざる
これはかなり重要。
人は他人の話を聞くとき、
自分の未消化の体験を通して解釈する。
だから友達自身が
・不安が強い
・過去に似た傷がある
・失敗体験を持っている
と、その人の怖さが
あなたの未来予測として返ってくる。
「やめといた方がいいよ」「危ないよ」
「それ失敗するんじゃない」
それって本当は
あなたの現実の話じゃないことも多い。
⑤ 「話したのに、余計しんどい」が起きる
これが一番のサイン。
・モヤモヤが残る
・罪悪感が増えた
・自分がわがままに思えた
それはあなたの感情が 守られなかった
ということ。
友達が悪いわけじゃない。
ただ、支える構造を持っていない場所で、
深い悩みを扱っただけ。

相談を受ける友達側のリスク
次に、相談を受ける友達側のリスクについて
説明します。
① 友達は「受け止める訓練」をしていない
深い悩みって、
・否定しない
・解決を急がない
・感情に巻き込まれすぎない
この3つが同時に必要。
でも友達は、ちゃんと聞こうとするほど、
無理をする。
結果、相手の中で 「重い」「しんどい」
「どうしていいかわからない」 が溜まっていく。
② 無意識に「役割」が固定される
何度も相談すると、
・相談する人
・聞く人
というように役割ができる。
すると相手は 「元気じゃないあなた」だけを
見るようになる。
それが負担になっても、
「距離を取りたい」と正直に言えない。
だから突然、
・返信が遅くなる
・会う回数が減る
・話題を避けられる
みたいな形で壊れる。
③ 相手の罪悪感が関係を壊す
友達は優しいから、
・助けてあげられない自分
・ちゃんと寄り添えない自分
に罪悪感を持つ。
この罪悪感って、 距離を取ることでしか
解消できないことが多い。
結果、 あなたは「見捨てられた」と感じ、
相手は「逃げた自分」を責める。
誰も悪くないのに、関係だけが壊れる。
誰も悪くないのに、関係が壊れてしまう理由
お互いがこのような状態になると、
「本音が言えなくなってしまう」
あなた側も、 これ以上話したら迷惑かな
また重いって思われるかなって
ブレーキがかかる。
そうなると 一番しんどい部分ほど言えなくなる。
「表面上は仲いいけど、実は孤独」
この状態はとてもつらい。
悩みがあると、ついつい親しい友達に
相談して、聞いて欲しいと思うもの。
そして親しければ親しいほど
友達側も一生懸命話を聞こうとする。
その結果、お互いに疲れて
関係が悪くなってしまう。
こういうことはとても多いのです。

なぜ、カウンセラーという存在が必要なのか
だから、私たちのような
カウンセラーがいるのです。
「カウンセリングって話をするだけでしょ?」
「話すだけでお金を払うの勿体ない」って
思われる方はとても多いです。
もちろんカウンセリングは
話を聴くだけではありませんが、
話を聴く訓練をしていない友達に話すのとは
全く違います。
悩みが深刻であればあるほど、
友達側の負担も大きくなります。
そして親しいからこそ、
「知られたくない」部分を隠して
話してしまうことも多くあり、
自分に都合のいい部分だけで
友達に共感してもらうことになるので、
気づきや成長は起きにくいです。
悩みを誰かに話したいと思うのは、
弱さではなく、とても自然なことです。
ただ、
その悩みが深ければ深いほど、
「誰に・どこで」話すかは
とても大切になります。
友達関係を壊さず、
自分の本音も置き去りにしないために、
安心して感情をそのまま出せる場所があります。
もし今、
・誰にも本音を話せていない
・相談したのに、余計にしんどくなっている
・同じことで何度も悩んでいる
そんな感覚があるなら、
一度、カウンセリングという選択肢を
考えてみてください。
あなたの気持ちを否定せず、
急がせず、一緒に整理していきます。
もし長い記事が疲れるなと感じたら、
エッセイカテゴリーに短めの文章もあります。
気軽に読める内容なので、
ちょっとした息抜きにどうぞ。
あなたの心が軽くなる一言が
見つかるかもしれません。
エッセイはこちら














