なぜ一人行動が怖いのか?孤独を恐れる本能と心の安心感の育て方

この記事の内容

「一人行動が怖い」と感じていませんか?


「一人で行動するのが苦手」
「どこへ行くにも誰かと一緒じゃないと不安」
と感じていませんか?



実はかつての私自身、
トイレすら一人で行けないほど
「一人になること」を極端に恐れていました。



この記事では、
「一人行動が怖くなる心理的な理由」と
「自分らしく一人時間を楽しめるように
なるための心の整え方」を解説します。



本当は気楽?「一人行動」に対するイメージと現実


私はよく一人で行動します。
旅行も映画も、食事もカラオケも、
行きたいところには
一人で行くことが多いです。

なぜかと言えば、
とにかく気楽だから。



自分のペースで行動できるし、
急に気が変わっても
臨機応変に動けます。

一人だからといって、
寂しいと思ったことはありません。

その一方で、
人と出かけるのも好きです。
気の置けない友人との食事や観光、
カラオケなどはテンションが上がって
すごく楽しい。

深く考えて使い分けている
というよりは、自分の中でうまく
バランスが取れている感覚です。



なぜ「一人行動」が怖いのか?孤立を恐れる本能と過去の記憶

人間のDNAに刻まれた「孤立=危険」という本能


今はこんな私ですが、
昔はまったく違いました。

小学生の頃は、
トイレに行くのすら友達と一緒。
「一人になること」を
極端に恐れていたんです。

体育の授業で二人組になるとき、
教室を移動するとき、
昼休みや放課後。
とにかく一人になるのが怖かった。

今思えば、それは
「私はここにいていいのだろうか」
という不安が
常にあったからだと思います。

群れで生きる人間にとって、
孤立することは「死」を意味します。



人が集団で生きる動物である以上、
この「孤立を恐れる本能」
DNAに刻まれています。

だからこそ
「周りから浮いてはいけない」
「協調性を持たなければ」と、
私たちは本能的に
振る舞ってしまうのです。


子供時代の環境が与える「世界の安心感」への影響


ましてや、家の中で安心して
過ごせなかった子どもは、
「世界は危険な場所だ」
神経レベルで記憶してしまいます。



そんな危険な世界で
居場所を失うことは、
まさに存在の危機。


だからこそ「一人」になることに
耐えられなかったのです。

孤立するイメージ



群れの中にいても「安心できていなかった」過去の私


そんな私も、中学3年生のときに
「ある実験」をしました。

いつも近所の友達と
登下校していたのですが、
中学を卒業したら
進路が別々になります。



そこで
「お互い一人で行動できるように
なるための訓練をしよう」
ということになり、朝の通学時、
わざと10メートルほど
距離を空けて歩いたのです。

たまたま通りがかったクラスメイトに
「何やってるの?」と聞かれ、
「一人で学校に行く練習をしてるの」
と答えました。

今思うと本当におかしいですよね(笑)
でも当時の私は、それくらい
自分一人では
何もできない人間だったのです。

クラスの中には、周囲になじめず、
いつも一人で本を読んだり
絵を描いたりしている
生徒がいました。

私は内心「強いな」と思いつつも、
「自分はこうなりたくない」と勝手に
「一人はかわいそう」という
レッテルを貼っていました。

だから群れの中にいなければ
安心できなかった。



いや、今思えば、
群れの中にいたとしても、
ちっとも安心なんて
できていなかったのです。

「はぐれてはいけない」という
独特の緊張感。




家でも学校でも気を張り詰め、
周囲の顔色をうかがいながら、
なんとか生き延びていました。



「一人時間」を贅沢に楽しめるようになるためのステップ


心の根底にある「安心感」を育てる


人といるときの楽しさと、
一人でいるときの気楽さは全く別物。



「これをしたら変に思われるかな」
「一人で入るの恥ずかしいかな」という他人の目は、
あなたの人生の責任を取ってはくれません。



まずは「映画館の真ん中の席でポップコーンを食べる」
「ずっと行きたかったカフェで本を読む」など、
小さな「一人行動」から試してみるのがおすすめです。


人生に何の関係もない「通りすがりの人」を意識から外す


昔の私は、街を歩くだけでも
「周りからどう見られているか」
ばかり気にしていました。



でも、通りすがりの見ず知らずの人は、
今日の夕飯のことで頭がいっぱいで、
あなたのことなど見ていません。



「私の人生の主役は私」と
意識を向けることで、
他人の視線という不要な重荷を
下ろすことができます。



心の根底にある「安心感」を育て、ありのままの自分で生きる


安心感の土台をつくるのは、
自分に対するジャッジをやめることです。



「こんな風に思っちゃダメだ」
「もっと強くならなきゃ」と
自分を責めるのをやめ、
どんな感情が湧き上がっても
「あ、今私はそう感じているんだな」
とただ認めてあげます。



どんな状態の自分であっても、
「私」という存在そのものは
揺らがないという感覚を育てていきます。


安心感が育っていくと、
一人でいる時間は「孤独への恐怖」から
「自分へのご褒美(贅沢な時間)」へと
ガラリと変わります。



誰かに合わせる必要のない、
自分だけの静かな空間。



そこで充電されたエネルギーは、
これから生きていくための確かな「灯台」となり、
迷ったときのお守りになります。



「ただ、ありのまま、あるがままに生きる」
その心地よさを、ぜひあなた自身の
一人時間から感じてみてください。

灯台のイメージ



「一人になるのが怖い」気持ちが手放せないあなたへ


一人で過ごすことへの恐怖や、
常に周囲の顔色をうかがってしまう緊張感は、
長年あなたの心が
自分を守ろうとしてきた証拠です。

だからこそ、「今日から自分を認めよう」
「気にしないようにしよう」と思っても、
長年の癖を一人だけで変えていくのは、
少し時間がかかるかもしれません。

「なぜかいつも人の中にいても安心できない」
「どうしても一人になるのが恐ろしい」

もし、そんな生きづらさを感じているなら、
一度あなたのお話を聞かせてください。

あなたの心がどこで傷つき、
何を恐れているのかを一緒に探りながら、
根底にある「心の安心感」を
安全な空間で育てるお手伝いをします。

「ありのままの自分でいていい」と思える
心地よい安心感を、
一緒に見つけていきましょう。


もし長い記事が疲れるなと感じたら、
エッセイカテゴリーに短めの文章もあります。
気軽に読める内容なので、
ちょっとした息抜きにどうぞ。
あなたの心が軽くなる一言が
見つかるかもしれません。
エッセイはこちら

 

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