「人に甘えられない私」は悪くない:トラウマと自律神経から読み解く心の仕組み
人に弱音を吐けない、その思いの奥を探っていくと何かしらの理由が見つかります。
私の例でお話しすると、私の家庭は父がとても怖くいつも緊張を強いられる環境でした。
そんな生活の中で子供の私が感じていたことは父への恐怖よりも父に泣かされている母の姿を見たくないという想いでした。
子供ながらにも「母を守らないといけない」と思ったものの、実際は子供なので何も出来ない。
そんな自分にいつしか無力感や無価値感を持つようになってしまいました。
その反動で無価値ではいけない、強くあらねばならないと思ったことで、人に弱音を吐いたり甘えたりが出来なくなっていました。
その信念は潜在意識に深く刻まれ、生きづらい人生となってしまいました。
でもその信念は変えられます。
人は誰でもいつからでも不幸になる信念を手放し、幸せになる信念を自由に選ぶことが出来ます。