「お金があれば幸せになれる?」宝くじを手放した私が気づいたこと
長年、宝くじを買い続けた私。でも、ある日ふと「もういらない」と思えた理由とは?
私は20代前半のころから長年、宝くじを買っていました。
狙うのは、1等前後賞合わせて〇億円!というジャンボ宝くじ。でも、当たるのはいつも末等の300円だけ。
ひとりで買うだけじゃなく、何人かでまとめて買ったこともあります。
唯一「当たった」と言えるのは、3人で買って5万円の当選をしたとき。ひとりあたり16,666円。それが最高額でした。
宝くじは何年も買い続けていましたが、それ以上の高額当選は、結局一度もありませんでした。
でも気づけば、もう長い年月宝くじを買っていません。
「どうせ当たらないからやめた」のではなく、「必要がなくなった」のです。
なぜ宝くじに惹かれていたのか?
なぜあんなに宝くじに惹かれていたのか。
思い返してみると、「お金さえあれば、嫌な仕事も辞められるし、嫌な人間関係も断ち切れる。一生、好きなことだけして生きていける」そんな思いからでした。
〇億円が「必要なくなった」と気づいた瞬間
でも今は、「遊んで暮らしたい」とも思わないし、嫌な仕事をしているわけでもない。
苦しい人間関係に悩んでいるわけでもない。
だからもう、〇億円の宝くじが当たる必要がなくなったんです。
お金に執着していた本当の理由
もちろん、お金はあるに越したことはない。資本主義社会ですからね。
あれば欲しいものも行きたい場所も増えるかもしれない。
でも、今の私には「絶対に欲しい」という強いエネルギーは、もうありません。
広い家を買ったとしても、掃除が大変そう。ひとり暮らしには、広さも豪華さも必要ない。いい車を買ったとしても、そんなに頻繁に乗らない。
〇億円の使い道を想像しても、ワクワクしない自分がいました。
しいて言えば、仕事のための自己投資くらいかな。でもそれって、「人生を劇的に変える〇億円」とは、ちょっと違う気がします。

「私が変わる」ことで生きやすさが戻ってきた
昔の私は、お金さえあれば幸せになれると信じていました。
でも、私の人生が苦しかったのは、お金だけが原因じゃなかった。
「私自身」が変わらないままなら、たとえお金があっても、生きづらさは、ずっと抱えたままだったと思います。
今は、誰かに無理やり何かをさせられることもなく、自分の意志で人生を選びながら生きています。
今を満たす力は、自分の中にある
お金があれば選択肢は広がるけれど、「今」に満足できているから、そのことに執着がなくなっていったんです。
「今この瞬間」が充実していたら、外側のもので無理に満たそうとしなくても、心ってちゃんと満たされるんです。
だから宝くじも、「もう買わない」と決めたわけではないけど、気づけば自然と頭の中から消えていました。
心の満たされなさは、あなた自身の力で変えていけます
宝くじを買うことが悪いわけじゃありません。ワクワクする夢や希望のためなら、むしろ買うのも楽しいと思います。
でももし、「今の自分が足りないから」「このままの自分じゃ幸せになれないから」という理由でお金を求めているなら、それは一時的に満たされても、根っこの部分は埋まらないかもしれません。
心に空いた穴は、お金じゃなくて、自分自身の手で少しずつ埋めていけます。
「お金さえあれば」よりも、「私なら大丈夫」って思える自分になれたなら、きっと人生は、もっと楽で楽しくなると思います。
と言いつつ・・・あ〜でも、もし〇億円あったなら・・・
どこか自然の豊かな場所に、別荘みたいな拠点をつくって、クライアント様と一緒に散歩したり、ワークをしたりできる「体験型の癒し空間」があったら素敵かな。
そう思うと「やっぱり宝くじ、買うべきかも?笑」

まとめ:心の満たされなさは、あなた自身の力で変えていけます
もし、あなたも「お金があれば幸せになれるのかな?」と感じながらも、なかなか心のモヤモヤが晴れなかったり、生きづらさを感じているなら、一人で抱え込まないでほしいです。
私のカウンセリングでは、あなた自身の「心の満たし方」や「自己肯定感」を大切にしながら、生きづらさを和らげるお手伝いをしています。
お金や環境に左右されない、「自分軸」を育てていくことで、もっと軽やかに毎日を過ごせるようになりますよ。
もしよければ、気軽にご相談くださいね。あなたの心が少しでもラクになって、幸せを感じられる毎日が訪れることを願っています。
もし長い記事が疲れるなと感じたら、エッセイカテゴリーに短めの文章もあります。
気軽に読める内容なので、ちょっとした息抜きにどうぞ。
あなたの心が軽くなる一言が見つかるかもしれません。エッセイはこちら