自己否定がなくなる方法

私たちの生きづらさは、自分を否定する心から生まれます。

あなたは自己否定をやめたい！と悩んでいませんか？

「こんな自分じゃダメだ」

「また今日もこんなことをしてしまった」

「〇〇さんと比べて、どうして自分はこんなにダメなんだ」

いつも頭の中は自己否定の言葉で埋まっています。

そうしてどんどん臆病になっていきます。

自分を否定して得られるメリットよりも、デメリットの方がはるかに大きいのですが、自己否定するのが当たり前で生きてくるとなかなか自己否定をやめられません。

自己否定も今まで生きてくる間に、そうせざるを得ない状況があったから生まれています。

自己否定せずに生きられるなら、誰だってそうしたいと思います。

できないから苦しいんです。

そんな自己否定に苦しむ人へ、今日は自分と仲良くなる方法をお伝えします。

自己否定というのは「よし、自己否定するぞ！」と意気込んでやるものではありません。

もう長年の習慣、いつものパターンによる無意識の反応です。

無意識の反応を意志でやめようとしても難しいので、それならば別の反応を習慣化すればいいんです。

どういうことかと言うと、自己否定をしている時は脳の自己否定の回路が活発化しています。

いつもそこばかり使っていれば、当然自己否定の回路は強化され、優先的に使われるようになります。

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自己否定の回路の活発化を止めるには、別の回路を活発化させればいいんです。

だからと言って、昨日まで自己否定しまくっていた人がいきなり今日から「私は素晴らしい～～！私には価値がある～～！」と思おうとしたって、それは難しいと思います。

アファメーションと言って肯定的な言葉を言い続けることで、潜在意識に働きかける方法がありますが、これはやっているうちに苦しくなって続かない人もいます。

そりゃそうです。いつかそう思えるかもしれませんが、今思えていないのに肯定的な言葉ばかり言い続けるのは、苦しくなって当たり前です。

無理して自分を肯定しなくてもいい。

でも少しだけ自分を労う気持ちを持って、自分に言葉をかけてあげて欲しいんです。

例えば、朝鏡の前で「おはよう、今日もよろしくね！」と声をかける。

お風呂で体を洗いながら「今日もよく働いてくれたね」と労う。



夜寝る前、鏡の前で「今日も一日お疲れ様」と声をかける。

どれも嘘ではないので、それほど抵抗は出ないかなと思います。

自分に自分で言葉をかけて何になるの？と思われるかもしれませんが、私たちは臓器や細胞の一つ一つにも意識があるという研究者もいるので、自分自身を労う言葉かけはとても大切なのです。

自分との付き合い方は他人との付き合い方と同じです。

毎日否定ばかりしてくる人と、仲良くしたいと思いますか？

それよりも朝晩挨拶してくれて、働きを労ってくれる人を好きになると思います。

自分には、他人以上に優しく接してあげてください。

朝晩の習慣にすることで「自分を労う回路」が活性化され、優先的に使われるようになれば、自己否定の回路の出番は少なくなりますよ。

習慣にするまでは大変かもしれませんが、今当たり前のようにやっている「自己否定」だって、単なる習慣の産物です。

どうせ習慣にするのなら、自分に厳しいものではなく自分に優しい習慣に変えてみるのはどうでしょうか？




カウンセリングでは、他にも様々な人生を変えるための習慣化についてお伝えしています。