捨てることで心が軽くなる。執着を手放す“心の断捨離”のすすめ
忘れたくても、忘れられないことってありませんか?
誰かのこと、昔の出来事、手放したい思い出。
忘れたいのに、頭から離れてくれない。そんな経験、ありませんか?
「もう考えたくない」って思えば思うほど、
逆にずっと頭の中に居座ってしまう。
人の心って、なかなか思い通りにいかないものですよね。
執着してしまう理由って?
「なんでこんなに引きずってしまうんだろう?」
そう思って自分を責めたことがある方も、きっといると思います。
でもそれは、あなたが弱いからでも、しつこいからでもありません。
ただ、それだけ大切だったんですよね。
心に空いた隙間を、必死に何かで埋めようとしているだけなんです。
「断捨離」で心の執着にも変化が?
そんなときにおすすめしたいのが、「断捨離」です。
えっ、物を捨てることで心も変わるの?と思うかもしれませんが、
実はこれ、とっても効果的なんです。
「捨てられない理由」に、執着のヒントがある
たとえば、使っていない服がクローゼットに何年も眠っている。
でも、いざ捨てようとすると・・・
- まだ着られるかも
- 高かったからもったいない
- 思い出があるから
って、いろんな理由が浮かんできませんか?
それって、実は「モノ」に対する執着だけじゃなくて、
「過去の自分」や「満たされなかった思い」に対する執着でもあるんです。

「私はこれがなくても大丈夫」と思える強さ
私も昔、100着以上の服を思い切って処分したことがあります。
思い出のある服もたくさんありました。
それでも、捨ててみたら・・・びっくりするくらい心がスッキリしたんです。
「私はこれがなくても、生きていける」
そう思えたとき、自分に対する信頼が少し芽生えました。
物が少ない部屋は、心にも優しい
物が減ると、部屋が広くなるだけじゃありません。
不思議と心にもゆとりが生まれるんです。
心が満たされている人ほど、シンプルな暮らしをしている。
それって、きっと「必要以上に執着していない」からなんですよね。

手放す順番は「出す」が先。入ってくるのは、そのあと
「いつか使うかも」で取っておいたモノたち。
でもその「いつか」が来たこと、ありましたか?
何か新しいものを迎え入れたいなら、
まず先にスペースを空けること。
これが、心の流れをよくするための大事なステップです。
あなたが手放せないものは、なんですか?
モノ、人、記憶・・・
あなたが今、握りしめているものは、なんですか?
それは本当に、今のあなたに必要なものでしょうか?
執着を手放すことは、あなた自身を軽くすること
執着を手放すのは、怖いかもしれません。
でも、その先には「自由」や「安心感」が待っていることもあるんです。
いきなり全部は難しくても大丈夫。
まずは「もう使ってないのに捨てられなかった服」1枚からでも。
心のスペースが空いたら、何を入れたい?
執着を手放した先には、新しい何かが入ってきます。
本当に欲しかったものや、本来の自分自身かもしれません。
「私はこれがなくても、大丈夫」
そう思えたとき、あなたの人生はきっと、少し軽く、優しくなるはずです。

心の整理に、カウンセリングという選択を
もし、どうしても手放せない気持ちがあるなら
一人で抱え込まず、カウンセリングという方法もあります。
わたし自身も、たくさんの「捨てられない思い」を経験してきました。
だからこそ、あなたの心にそっと寄り添いたいと思っています。
少しずつ、軽くなるために。
必要なときは、いつでもご相談くださいね。
執着を手放すことは、心のスペースを空けて「新しい幸せ」を迎え入れる準備。
そんな風に少しずつ生きやすくなるヒントを、【生きづらさを手放す】カテゴリーでご紹介しています。
今よりもっと、自分らしく生きるきっかけが見つかるかもしれません。
気軽に読める内容なので、ちょっとした息抜きにどうぞ。
あなたの心が軽くなる一言が見つかるかもしれません。エッセイはこちら