「私なんて…」をやめたいあなたへ|自己否定をやさしく克服するセルフイメージの整え方
こんなお悩みありませんか?
- つい自分を責めてしまう
- 周りから見れば頑張ってるのに、自分ではダメに感じる
- 「私なんて」が口ぐせになっている
そんなふうに、無意識のうちに自分を否定してしまうことってありませんか?
実はその背景には、子どもの頃に作られた“セルフイメージ”が関係していることがあるんです。
この記事では、「自己否定の正体」と「やさしく克服していく方法」について、専門的な視点をベースにしながらも、わかりやすくお伝えしていきます。
自己否定はどこからやってくる?
自己否定の根っこには、自分の価値を低く見積もってしまう「セルフイメージ」があります。
セルフイメージとは、「自分はこんな人間だ」と感じている、自分自身のイメージのこと。
それは意外にも、自分が意図して作ったものではなく、親や周りの大人、社会からの影響で形作られていくんです。
たとえば、
- 「ちゃんとしないとダメ」
- 「そんなことで泣くな」
- 「あなたはできない子ね」
そんな言葉を受け取り続けた子どもは、無意識のうちに
「私はダメなんだ」
「私は認めてもらえない」
というイメージを心に刻んでいきます。
そして大人になった今でも、その無意識のセルフイメージが自己否定となって表れてしまうんですね。
自己否定を克服する第一歩は、「気づくこと」
まず大切なのは、「あ、私、今また自分を責めてるな」と気づいてあげること。
たとえば仕事でミスしたときに、
「私ってやっぱりダメだ」と自動的に思っていたら、「今、自分を責めようとしてるな」とやさしく声をかけてみてください。
この小さな「気づき」が、セルフイメージを書き換えるスタート地点になります。
自分を責めたくなったときにできる3つのセルフケア
1.「私なんて…」に気づいたら、深呼吸して一呼吸おく
→ 反射的な否定から距離をとることができます。
2.自分の中の「傷ついた子ども」に寄り添う
→ 「そんなこと言われて悲しかったね」「本当は認めてほしかったよね」
というように、自分の中の“パーツ”にやさしく声をかけてあげてください。
(パーツ心理学についてはこちら)
3.できたことリストを書いてみる
→ 自己否定のフィルターがかかっていると、自分の「できていること」が見えにくくなります。
1日1つでも、自分を認める練習をすることでセルフイメージが変わっていきます。

書き換えられたセルフイメージは、生きづらさを減らしてくれる
自己否定を克服するって、「無理にポジティブになる」とか「我慢して許す」ことではありません。
今ある自分をそのまま受け止めて、少しずつ心を整えていくことなんです。
セルフイメージは、後から書き換えることができます。
それも、丁寧に自分と向き合う時間があればこそ。
私も昔は、自分を責めてばかりで、人生が重たく感じていました。
でも今は、「まぁまぁ、私なりにようやってるやん」って笑えるようになりました。
その変化は、生きることをラクにしてくれます。
自己否定を卒業したいあなたへ
もし今、「自分なんて」と思うたびに心が苦しくなっているなら、それは「ほんとうの自分」に気づくチャンスかもしれません。
一人で向き合うのがしんどいときは、安心できる関係性の中でサポートを受けることで、もっとラクに、やさしく、心の土台を整えていくことができます。

カウンセリングのご案内
もし、
「自分を責めるクセをやめたい」
「自己否定のパターンから抜け出したい」
そんなふうに思ったときは、一人で抱え込まなくても大丈夫です。
安心・安全な関係の中で、セルフイメージを書き換えていくサポートをいたします。
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もし長い記事が疲れるなと感じたら、エッセイカテゴリーに短めの文章もあります。
気軽に読める内容なので、ちょっとした息抜きにどうぞ。
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