体の痛みは心からのメッセージ?痛みが教えてくれる「自分を労わる」ことの大切さ

この記事の内容

右手の腱鞘炎で気づいた「体からのSOS」


こんにちは、トラウマセラピストmiwakoです。


実は先日、右手が腱鞘炎になってしまいました。

10日ほど前から「なんだか痛いな」と
思いつつも、
特に激しくぶつけた記憶もなかったので、
「寝違えならぬ、手首を違えたかな?」と
数日放置していたんです。

しかし、一向に良くならないどころか
痛みは増すばかり。


「これはおかしい」と思って
病院へ駆け込んだところ、先生からは
「すごい腫れてますよ、こりゃ痛いでしょう!」
と驚かれてしまいました。

手首に注射を打ち、湿布をもらって帰宅。
おかげさまで回復に向かっていますが、
今回の出来事は私に「自分の体との向き合い方」
について、大切なことを
再確認させてくれました。



「物理的な対処」の先にある、もっと大切なこと


「体に痛みがあるとき、何をすべきか?」

病院へ行き、原因を知り、薬や湿布といった
適切な処置を受ける。


もちろんこれは真っ先に思いつく、
大切なステップです。
また、「手を休ませること」も
物理的な回復には欠かせません。

しかし、実はそれ以上に、回復の鍵を握る
「もっと大切なこと」があるのです。

それは、痛い箇所からのメッセージに耳を傾け、
心から労うこと
です。



診断名を知ることと、メッセージを聴くことの違い


私の場合、右手の痛みは
「使いすぎだよ、少し休んで」という
体からの切実なサインでした。

病院で「腱鞘炎」という診断名をもらうことで、
論理的には納得できます。



でも、「体からのメッセージを聴く」と
いうことは、単に医師の言葉を理解することとは
少し違います。

「ああ、そうか。知らないうちに
疲れが溜まっていて、それを痛みとして
教えてくれたんだな」と、自分の体に寄り添い、
語りかける。

「酷使してごめんね。こんなになるまで
頑張ってくれて、本当にありがとう。
ちょっとゆっくりしようか」

そうやって、自分自身の一部である右手を
「一人のパートナー」のように労う意識が、
実は何よりも心と体の緊張を
解いてくれるのです。

腱鞘炎のイメージ



自分を労う言葉が「細胞の緊張」を解きほぐす


「自分に声をかけるだけで、本当に変わるの?」
と思う方もいるかもしれません。



しかし、私たちの意識や言葉は、
微弱な電気信号や化学物質として神経を介し、
確実に全身の細胞へと届いています。


最近の研究
(精神神経免疫学など)では、
私たちの抱く感情や思考が、
ホルモンや神経伝達物質を
通じて、実際に免疫力や筋肉の
緊張状態に影響を与えることが
分かってきています。



なぜ私たちは自分を後回しにしてしまうのか


私たちは、大切な友人や家族が傷ついていれば
「大丈夫?」「無理しないでね」と
自然に声をかけることができます。


それなのに、いざ自分のこととなると、
途端に厳しくなってしまうのはなぜでしょうか。

その背景には、私たちが無意識に抱えている
「休むことへの罪悪感」があります。



「みんな頑張っているから」
「これくらいで休むのは甘えだ」
「代わりがいないから」


そんな風に、自分を律して走り続けることを
美徳としてきた結果、
自分の体の悲鳴を「無視するクセ」
ついてしまっているのです。

自分を後回しにすることは、心身を常に
「戦闘モード(緊張状態)」に置くことと
同じです。


この緊張が続くと、血流が滞り、
本来持っているはずの自然治癒力も
十分に発揮できなくなってしまいます。



言葉以外で体を労わる小さなアクション


「自分を労わる」という感覚が
まだ掴みにくいときは、
形から入るのもおすすめです。



言葉にするのが照れくさいときは、
こんな小さなアクションを試してみてください。

  • 「手当て」の力を借りる

    痛みがある場所に、
    手をそっと優しく重ねてみてください。
    手のひらのぬくもりを感じるだけで、
    副交感神経が優位になり、
    痛みによる緊張が和らぎます。


  • 「痛み」を実況中継する

     痛みを敵として
    排除しようとするのではなく、
    「今、ズキズキしてるね」
    「ここが硬くなっているね」と、
    実況中継するように客観的に眺めてあげます。

    これだけで、脳の過剰な警戒アラートが
    少しずつ落ち着いていきます。


  • 深呼吸を届ける

     痛む場所に新鮮な空気を送る
    イメージで、深く呼吸する。

「自分を労う意識」を持つことは、
決して甘えではありません。


それは、心と体の本来の調和を取り戻し、
こわばりを優しく解いていくための、
最も基本的で強力なセルフケアなのです。

深呼吸のイメージ



痛みがあるときこそ、自分を一番に愛してあげよう


もし今、あなたも体のどこかに
痛みを感じているのなら、
それは体があなたに送っている
「愛のメッセージ」かもしれません。

完璧に労わなくていい、まずは認めることから。


「痛いね」「辛かったね」と認めてあげるだけで、
体はフッと安心し始めます。

どうか、誰よりも頑張っているあなた自身を、
あなたの一番優しい声で労ってあげてください。
その意識が、回復への第一歩となります。


もし今、あなたが痛みや不調を抱えていて、
「自分を労おうと思っても、
どうしても自分を責めてしまう」
「体からのメッセージがうまく受け取れない」と
感じているのなら、どうか一人で
抱え込まないでください。

長年、自分を後回しにすることが
当たり前になっていた場合、
自分を慈しむ感覚を取り戻すには
少し時間がかかることもあります。

そんな時は、カウンセリングを通して、
一緒に心と体の声を聴いてみませんか?

言葉にすることで、心と体のこわばりが解け、
本来の健やかさが戻ってくるお手伝いを
させていただきます。


あなたがあなたの一番の理解者になれるよう、
心を込めてサポートいたします。


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