新しい行動を起こすときに生まれる抵抗とその向き合い方
誰でも起こる“抵抗”の正体
人は何か新しいことに挑戦しようとするとき、知らず知らずのうちに心の中でブレーキをかけています。
「やろうと思ったけど、できなかった」「今日はやる気が出ない」そんな経験は誰しもあります。
でも、ここで知っておいてほしいのは、これらの「抵抗」は心が弱い証拠ではないということです。
むしろ、心が正常に自分を守ろうとしている自然な反応です。
なぜ新しい行動には抵抗が起きるのか
脳は常に省エネモードで動いています。
慣れない行動や未知の挑戦は、脳にとって「余計な負荷」と感じられます。
だから無意識のうちに「できない理由」を探し出し、行動を先延ばしにしようとするのです。
例えば、新しい習慣を始めようとしたとき、
- 「今日は疲れてるから無理」
- 「明日からやろう」
- 「私には向いてない」
といった言い訳が頭に浮かぶことがあります。
この反応は、人間なら誰でも起こる自然なものです。だから自分を責める必要はありません。

「言い訳する自分」と「抵抗している自分」の違い
ここで重要なのは、視点の切り替えです。
同じ現象でも、どの角度で見るかによって受け取り方が変わります。
- 言い訳する自分
→「私はダメだ」「やる気がない」と自己否定に傾きやすい。 - 抵抗が起きている自分
→「今、心が自然にブレーキをかけている」と認識できる。
自分を責める必要はなく、状況を客観的に見られる。
同じ「行動できない」という事実でも、前者は自分を苦しめ、後者は自分を守りながら行動へのステップを作ることができます。
抵抗と上手に付き合う3つのステップ
では、具体的にどうやってこの抵抗と向き合えばよいのでしょうか。
簡単にできる3つのステップを紹介します。
ステップ1:抵抗に気づく
「今、抵抗が出ている」と自分で言葉にしてみるだけで、感情が客観視できます。
ステップ2:自分を責めず受け入れる
抵抗が出るのは自然なこと。
「今は抵抗している自分もいる」と認めるだけで、心が軽くなります。
自分を責める必要はありません。
ステップ3:小さな行動から始める
大きな挑戦は抵抗が強く出ます。
まずは小さな一歩を設定しましょう。
「5分だけやってみる」「メール1通だけ送る」など、できそうなことから。
視点を変えるだけで行動は変わる
最も大切なのは、どちらの視点を選ぶかを自分で決めることです。
- 「言い訳する自分」を選ぶと、自分を責める悪循環に陥りやすくなります。
- 「抵抗が起きている自分」を選ぶと、心の声を尊重しつつ行動を進められます。
あなたはどちらの視点で自分を見ますか?

自分を責めず、少しずつ前に進む
新しい行動を起こすときに感じる抵抗は、心が自然に自分を守ろうとしているサインです。
「抵抗している自分」を認め、受け入れ、少しずつ行動を始める。
それだけで心が軽くなり、行動しやすくなります。
もし、どうしても自分だけでは抵抗に押されてしまうと感じるなら、専門家のサポートを受けることも一つの方法です。
私のカウンセリングでは、あなたが自分を責めずに行動できる心の状態を一緒に作っていきます。
安心して一歩を踏み出せるようサポートします。
もし長い記事が疲れるなと感じたら、エッセイカテゴリーに短めの文章もあります。
気軽に読める内容なので、ちょっとした息抜きにどうぞ。
あなたの心が軽くなる一言が見つかるかもしれません。エッセイはこちら