好きなものの奥に隠れたトラウマ ~ あなたの本当の望みを見つける方法

この記事の内容

好きなものとトラウマの意外な関係


あなたには、「なぜかどうしても好きになってしまうもの」
はありますか?


キャラクター、音楽、映画、アート、
雑貨、ファッション、人によってその対象はさまざまです。

「ただ好きなだけ」「趣味だから」と思っているものも、
実はその奥に心の深い部分が隠れている場合があります。

私自身も、あるキャラクターに強く惹かれ、
なぜこんなにも心が動かされるのか
不思議に思った経験があります。


その理由を探っていくうちに、
「好きなものの奥に潜むトラウマ」という
テーマに行き着いたのです。

この記事では、私の体験を交えながら
「好きなものとトラウマの関係」を掘り下げていきます。


読みながらあなたも、自分がなぜその物に惹かれるのかを
少しずつ感じ取ってみてください。



なぜ私たちは「特定のもの」に惹かれるのか


人は皆、さまざまなものを目にしながら生きています。
その中で「どうしても心をつかまれるもの」が
現れるのはなぜでしょうか。

そこには「自分の心が求めているもの」
「過去に満たされなかった願い」が
映し出されていることがあります。


たとえば、

  • 無条件に守られるキャラクターに惹かれるのは、
    幼少期に安心感を得られなかったから。

  • 優しい世界観に心が休まるのは、
    現実の環境が厳しすぎたから。

  • 仲間との助け合いに心を動かされるのは、
    孤独を感じて育ったから。

つまり「好き」の裏側には、過去に経験した
「欠けていたもの」が潜んでいることがある
のです。



私が「ちいかわ」に癒やされた理由


私の場合、その対象は「ちいかわ」でした。

まだ世間で知られていない頃から、
旧Twitterでひっそりと楽しんでいました。


友達に話すと「似合わない」「キャラじゃない」と笑われ、
肩身の狭い思いもしました。

それでも、どうしても惹かれてしまう。
なぜなんだろう、と考え続けました。

ちいかわの世界には「お互いを思いやる関係性」
「泣いたり笑ったりしながら助け合う姿」
「優しさや安心感」があります。


もちろん苦しい場面もあるけれど、
それを超えて「つながり」が描かれている。

その優しい世界観に、私は心の底から惹かれていたのです。



幼少期の環境と「安心感の欠如」


振り返ると、私の幼少期は安心からは程遠いものでした。
家庭は危険な場所で、
安心よりも恐れや緊張が日常にありました。

子どもの頃に「安全な世界で生きたい」という
願いは叶えられませんでした。


だからこそ、大人になった今
「ちいかわ」のような世界に強く惹かれたのだと思います。

好きなものの中に、
子どもの自分が欲しかった世界を見ているのです。

家庭は危険な場所のイメージを、クマのぬいぐるみの白黒画像で表現



好きなものは「叶えられなかった願い」を映す鏡


「好き」という気持ちの裏には、
「本当はこうありたかった」という切ない願いが潜んでいます。

  • 優しいものが好き → 本当は優しくされて育ちたかった

  • 守ってくれる存在が好き → 本当は守られたかった

  • 仲間や絆を描いた作品が好き → 本当は孤独を感じたくなかった

このように、好きなものはただの趣味ではなく
「叶えられなかった過去の願い」を映す鏡になるのです。



あなたの好きなものの裏に潜むトラウマの見つけ方


自分の本当の望みを知るために、
好きなものを手がかりにする方法があります。


    STEP
    強く惹かれるものを一つ思い浮かべる
    STEP
    その中のどんな部分に心が動かされているか書き出す
    STEP
    それは過去に欲しかったものではないか振り返る



    たとえば「安心感を与えてくれるキャラクターが好き」
    だとしたら、それは「安心が不足していた」と
    いうサインかもしれません。



    本当の望みを知ることが心を癒す第一歩


    好きなものを通して「自分の望み」に気づけると、
    心は少しずつ癒されていきます。

    「私は本当は安心を求めていたんだ」
    「私は守られたかったんだ」


    こう気づくことが、癒しの第一歩になります。
    (他にも自己理解を深める記事が沢山あります。こちらからご覧ください)

    好きなものを通じて心を育て直す方法


    大人になった今でも、私たちは「好きなもの」を通して
    子どもの頃に満たされなかった心を少しずつ満たすことができます。

    ・安心できる世界観に触れる


    ・癒されるキャラクターをそばに置く


    ・自分が安心できる空間をつくる

    これは、過去に欠けていたものを
    「大人の自分」が補い直す行為です。

    癒されるキャラクターのイメージを、3つのぬいぐるみの画像で表現



    自分の望みを大切にすると生きやすくなる


    好きなものを手がかりにして
    自分の本当の望みに気づけると、
    生きづらさは和らいでいきます。

    「安心していい」
    「守られていい」
    「優しくされていい」


    そうやって自分に許可を与えると、
    心は少しずつ軽くなります。



    好きなものが導く心の回復への道


    好きなものは単なる趣味や癒しではなく、
    心の奥の声を映し出すもの。


    そこには、子どもの頃に叶わなかった願いや、
    過去に刻まれたトラウマが隠れていることがあります。

    あなたも、自分の好きなものを見つめてみてください。
    その奥に隠れている「本当の望み」に気づくことが、
    癒しと回復への道の第一歩
    です。



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    もしこの記事を読んで「私も自分の本当の望みを知りたい」
    「好きなものの裏に隠れているトラウマを理解したい」
    と思った方は、ぜひ一度カウンセリングをご検討ください。

    安心できる場で、自分の心の奥にある声に耳を傾けることで、
    あなたの生きづらさは少しずつ解けていきます。


    あなたが大切にしている「好きなもの」から、
    一緒に心をひも解いてみませんか?




    もし長い記事が疲れるなと感じたら、
    エッセイカテゴリーに短めの文章もあります。
    気軽に読める内容なので、ちょっとした息抜きにどうぞ。
    あなたの心が軽くなる一言が見つかるかもしれません。
    エッセイはこちら

     

     

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