アダルトチルドレンは、傷つきやすくて当たり前
「こんなことくらいで傷つくなんて、私はなんて心が弱いんだろう」って自分を責めていませんか?
でも、あなたが感じているその痛みにはちゃんと理由があります。
アダルトチルドレンは子供の頃から、沢山の理不尽に耐えて生きてきました。
悲しい思いや、悔しさ、怒りもあるでしょう。
幼い頃から沢山傷を抱えて生きてきたのです。
そんな環境を生きてきた人は、些細な刺激に敏感になります。
のんびりリラックスして生きているわけにいかなかったから、仕方がなかったのです。
たとえ小石を投げられたくらいの痛みでも、アダルトチルドレンにとっては隕石に衝突したくらいの衝撃に感じてしまうのです。

小さな頃からストレスフルで生きてくれば、ストレス耐性も低くなります。
ストレス耐性とは、精神的・感情的なプレッシャーや逆境に対処する能力のことです。
ストレス耐性とは主に以下の要素で構成されています。
ストレス耐性とは?
①ストレス反応の認識
自分がストレスを感じていると気づく力
②ストレスの原因の特定
何かストレスを引き起こしているのか特定する力
③ストレスへの対処
ストレスを軽減したり、解消したりするための行動をとる力
④感情のコントロール力
ストレスによって生じるネガティブな感情を、コントロールする力

幼少期、親との適切な愛着を形成できた子供は、ストレス耐性が高いと言われています。
一方、家庭の中が決して安全な場所ではなかった機能不全家族で育ったアダルトチルドレンは、日常生活が常にストレスフルなため、ストレス耐性が低く心身の不調をきたしやすいのです。
(関連記事:これが当たり前だと思ってた・・・機能不全家族の隠れた特徴)
そのため小石の衝撃が隕石落下くらいの衝撃に感じられます。
こんな状態が日常茶飯事なので、疲弊するのも当たり前です。
過去の経験から、小さな刺激に大きく反応してしまうのです。
それはあなたが「弱い」わけではなく、環境によって形成された「感受性」です。
アダルトチルドレン特有の繊細な感受性は強みにもなり得ますが、そのままで生きていくのはつらいですよね。
小石で隕石ほどのダメージを受けていたら、心と体がもちません。
心と体の緊張を解き、小石は小石としてありのまま受け止められるようになれると、生きていくのが随分と楽になります。

そのためには心と体にアプローチする必要があります。
小石が当たった時の痛みは心だけでなく、体も感じているからです。
子供の頃から緊張して防衛的だった心と体を、少しずつ緩めていきましょう。
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