健康へのこだわりが生きづらさをつくるとき ~ 心と体のバランスの大切さ
健康へのこだわりが強すぎた頃の私
私は昔、かなり健康志向でこだわりが強く、
食材や調味料、化粧品や洗剤など、
なんでも「体にいいもの」を選ぶようにしていました。
少しでも健康になりたい、その一心からでした。

こだわりが強すぎて、人の厚意すら受け取れなかった日々
ある日、友人がお菓子をくれました。
口では「ありがとう」と言いつつ、
家に帰って箱の裏を見て「添加物だらけじゃない!」と、
嫌な気持ちになったのです。
「私が健康にこだわっているのを知っているのに、なんでこんなものを」
と苛立ちさえ覚えました。
敵を作り出していたのは自分だった
今思うと、怖いくらいでした。
人の厚意を素直に受け取れず、
自分のこだわりを暴走させ、
勝手に「友人=敵」「添加物=敵」と決めつけていたのです。
一度くらい添加物の入ったお菓子を食べたところで、
どうってことはありません。
それでも当時の私は自分の体を信用できず、
常に敵を探していたのです。
「視野が狭い」と言われてさらに苛立った私
そんな頃、ある知人から
「視野が狭くなっているよ」と言われました。
私は「必死で体調を良くしようとしているのに、ひどい」と感じ、
また苛立ち、傷つきました。
こうしてまた、敵を増やしていたのでした。
心と体を信頼できるようになって変わったこと
今の私は、甘いものも塩辛いものも、
なんでも適度に美味しくいただきます。
人からいただいたら喜んで食べ、
自分にもご褒美をあげます。
「悪い」とされるものを病的に排除していた頃よりも、
今の方がずっと健康的です。
実際、健康診断も問題ありません。

排除が増えると、内にも外にも敵が増える
排除するものが多ければ多いほど、
内にも外にも敵を作りやすくなります。
もちろんアレルギーなど避けるべきものは大切ですが、
「どうしても譲れない」という領域が広がると、
生きづらさが増えてしまいます。
交感神経と副交感神経~ 食べ方で変わる消化吸収
私たちの内臓は自律神経の影響を受けています。
交感神経が優位で「敵を避ける食事」をしていると、
消化吸収は落ちてしまいます。
一方、副交感神経が優位で
「リラックスして味わう食事」をすると、
体は栄養をしっかり受け取れるのです。
心の健康と体の健康はつながっている
「何を食べるか」よりも「どんな気分で食べるか」が、
体に大きな影響を与えます。
心の健康と体の健康は別々のものではなく、
深くつながっています。
こだわりすぎるよりも、バランスを大切に。
ピリピリして365日過ごすより、
「美味しいね」と笑顔で食べられるほうが、
ずっと健康にいいのだと思います。
こだわりよりもバランスを
健康のために努力することは素晴らしいことです。
でも、こだわりが強すぎると心が疲れ、
逆に体もこわばります。
大切なのは「バランス」と「リラックス」
こだわりから生まれる敵意ではなく、
感謝と喜びをもって食べることが、
心と体の本当の健康につながるのです。
カウンセリングへのご案内
健康や人間関係に
「こだわりすぎて苦しい」と感じてしまうとき、
それは心が少し疲れているサインかもしれません。
「もっと気楽に過ごしたい」
「人の厚意を素直に受け取れるようになりたい」
――そう思うのは自然なことです。
カウンセリングでは、
あなたが抱えているこだわりや生きづらさをやさしくほどきながら、
心と体が安心できる状態へとサポートしていきます。
一人で頑張り続けるのではなく、
安心して話せる場で自分をゆるめてみませんか?
よければ下のリンクからご相談くださいね。
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気軽に読める内容なので、ちょっとした息抜きにどうぞ。
あなたの心が軽くなる一言が見つかるかもしれません。
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