心のフィルターと身体の警報。パニック障害を克服して見えた新しい世界
この記事でわかること:生きづらさを生む「2つの原因」
「なぜかいつも不安が消えない」
「リラックスしようとしても、
体がこわばってしまう」
そんな風に感じているなら、
それはあなたの心の弱さではありません。
実は、「心のフィルター」と
「身体の警報装置」が、あなたの世界を少しだけ
窮屈にしているのかもしれません。
この記事では、私自身の「鼻の骨の歪み」という
意外な体験をきっかけに、
生きづらさが生まれる「仕組み」と、
そこから抜け出すヒントをお伝えします。
- 「心のフィルター」が世界をどう歪ませて見せているのか
- なぜ「身体の警報装置」がオンのまま止らなくなるのか
- パニック発作や不眠から解放された先にある「12の新しい世界」
今の苦しさが「当たり前」だと
思っているあなたへ。
鼻の通りが良くなるように、
心と体の通りが良くなった先の景色を、
一緒に覗いてみませんか?
鼻の通りが良くなって気づいた「当たり前」の恐ろしさ
いきなり何の話かと思われるかもしれませんが、
実は私、「鼻の骨」が歪んでいたんです。
昔から風邪をひくと鼻詰まりがひどく、
口呼吸しかできなくなって喉を傷め、
さらに悪化する・・・
というループを繰り返していました。
ある日、耳鼻科で言われたのは
意外な事実でした。
「骨が曲がっているから、通り道が狭い。
少し粘膜が腫れるだけで、
すぐに塞がってしまうんだよ」
そこでレーザー治療を受けたのですが、
その後の衝撃は今でも忘れられません。
「えっ、世の中の人は、
普段からこんなに空気を吸えてるの!?」
鼻の通りが良くなるだけで、
集中力まで劇的に変わったのです。
私はそれまで「通りが悪い状態」を当たり前だと
思って生きてきましたが、
実はもっと楽な世界があった。
そしてこれは、
「心と体の世界」でも全く同じなのです。

心の「フィルター」と身体の「警報装置」が生きづらさを創る
鼻の骨の歪みが空気の通りを邪魔するように、
私たちの人生も「目に見えない歪み」によって
通りが悪くなっていることがあります。
世界を歪ませる「心のフィルター」
私たちは、過去の経験から作った
「価値観のフィルター」を通して
世界を見ています。
フィルターの色が濃いほど、何気ない出来事も
「自分がダメだからだ」「攻撃されている」と
歪んで見えてしまいます。
私たちは、起きた出来事を
そのまま見ているのではなく、
脳内にある過去のデータ(経験や教育)
というフィルターを通して
解釈しています。
例えば、
相手が無表情なとき:
クリアなフィルターの人:
「疲れてるのかな?」
色の濃いフィルターの人:
「私が何か怒らせたのかも
(=自分に価値がないからだ)」
鼻の骨の歪みが空気の通りを
邪魔していたように、
この「心の歪み(思い込み)」が、
人生の生きやすさを邪魔してしまっている
のです。
止まらない「身体の警報装置」
幼少期などに安心して過ごせなかった場合、
脳の警報装置(神経系)が常に「オン」で
固定されてしまいます。
安全な場所にいても、脳が「敵がいるぞ!」と
誤作動を起こし、それがパニック発作、不眠、
慢性的な肩こりといった症状として
現れるのです。
幼少期に安心できる環境にいなかった
場合、脳の「扁桃体(へんとうたい)」と
いう部分が過敏になり、
常に周囲を警戒するようになります。
これが「警報装置が常にオン」
の状態です。
本来、敵がいない安全な場所
(電車の中、カフェなど)でも、
脳が「危険だ!」と誤作動を起こして
心拍数を上げたり、
冷や汗を出したりします。
これがパニック発作や予期不安の正体の
ひとつです。
警報装置がオフになると訪れる「12の新しい世界」
心と体の仕組みを理解し、
少しずつ「安全な経験」を重ねていくと、
脳の回路は新しく書き換わっていきます。
私が体験した「新しい世界」の一部を
ご紹介します。
①カフェインやアルコールを飲んでもパニック発作が出ない
②電車に乗っても平気でいられる
③肩こりの治療に奔走しなくていい
④睡眠薬なしで自然に眠れる
⑤7時間寝たら勝手に目が覚める
⑥好きなことをするのに罪悪感がない
⑦「お前には価値がない」という内なる声が消える
⑧他人の問題に過剰な責任を感じない
⑨人と自分を比べて自分を責めない
⑩嫌なことを言われても「単なる相手の意見」と流せる
⑪相手の反応がイマイチでも「自分が悪い」と思わない
⑫自分の頑張りを素直に認められる
これらは、かつての私にとっては
「ありえない世界」でした。
でも、フィルターを外し、
神経系の緊張を解いていけば、
誰にでも訪れる可能性がある世界です。
あなたはもっと楽に生きていい
今あなたが見ている景色は、
これまでの環境や経験によって創られた
「一つのバリエーション」に過ぎません。
鼻の通り然り、心も然り。
私たちは、まだまだ自分の知らない
「新しい世界」を体験できます。
「今の苦しさが一生続くわけではない」
そのことを、どうか覚えておいてくださいね。

もし今、あなたが「生きづらさというフィルター」の中にいるのなら
鼻の骨の歪みを自分一人で治すのが
難しいように、心や神経系の「警報装置」を
一人でオフにするのは、
とても根気がいる作業です。
「どうして自分はこんなに苦しいんだろう」
「いつまでこの不安が続くんだろう」
そうやって一人で抱え込んできた時間を、
今度は「新しい世界」へ踏み出すための時間に
変えてみませんか?
私のカウンセリングでは、あなたを縛っている
「価値観のフィルター」を一緒にゆるめ、
過敏になった神経系をゆっくりと整えていく
お手伝いをしています。
「12の新しい世界」のリストの中に、
あなたが行きたい場所が一つでもあったなら、
ぜひ一度お話しを聞かせてください。
鼻の通りが良くなったときのような、
あの「目の前がパッと明るくなる感覚」を、
あなたの心にもお届けできれば嬉しいです。
もし長い記事が疲れるなと感じたら、
エッセイカテゴリーに短めの文章もあります。
気軽に読める内容なので、
ちょっとした息抜きにどうぞ。
あなたの心が軽くなる一言が
見つかるかもしれません。
エッセイはこちら














