アダルトチルドレンの人間関係が上手くいかない理由

階段で膝を抱える女性




アダルトチルドレンの方にはいつも人間関係が上手くいかないが多くいらっしゃいます。



そんな方に今日はその理由についてお話ししたいと思います。




人間関係が上手くいかないのは、単に自分や相手の性格の問題にしてしまっていることが多いかもしれませんが、実はきちんとした理由があります。




拒否




例えば友人を食事に誘ったとします。



その時相手から「他に予定があるから」と断られたとします。



そう言われた時、認知に歪みのない人は「そうか、その日は予定があるんだな。別の日に誘ってみようかな」と思います。




でもアダルトチルドレンの人は「断られた。私のことが嫌いなのかな。もう誘わないでおこう」と思います。




事実としては友人は「他に予定がある」と言っただけなのですが、アダルトチルドレン特有の認知に歪みがあると、「断られた」のところだけにフォーカスし、そこを更に拡大解釈して「自分のことが嫌いなのでは?」という発想になります。




それは機能不全な家族の中で育ってくる過程の中で、否定されたり無視されたり思うように愛情を与えられなかったことにより、自己肯定感が低いために「断られた」だけのことが「自分を否定された」と感じてしまうのです。




子供の頃からそういった思考で生きてきたため、このような思考しか出来ないのです。



自分を無条件に肯定してもらった経験がないので、自分を否定的に捉える思考しか出来なくなっています。



いつもこういう被害者意識があれば、やはり人間関係でトラブルも多くなります。



そうしてより一層、頑なになってしまうという悪循環です。






でもそれは何もあなたが悪いのではありません。



それしか知らずに育ったのですから仕方ないんです。



ただ、そんな不幸になる思考は変えることが出来ます。



思考を変えると今までの見ていた景色も180度違ったものになります。



人生を変えるとはそういうことです。




よく「過去と他人は変えられないけど、自分と未来は変えられる」と言いますよね。



ホント、あれなんです!



あなたはいつでもいつからでも自分を、人生を変える力を持っています。





今まで長く苦しんできた方に私がどうしてもお伝えしたいことです。


自分の人生を自分で創造しましょう。


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