怒りの感情と上手に付き合うコツ
あなたは突然湧き上がってきた怒りの感情に翻弄されることはありませんか?
怒りの感情を上手くコントロール出来ず、いつまでも怒りの感情に支配されてしまう。
そんなご経験をされた方も多いのではないでしょうか?
そんな方に今日は怒りの感情に振り回されないコツをお伝えいたします。
その前に感情には2つの種類があることをお話しさせていただきますね。
心理学では感情には大きく分けて「一次感情(本音)」と「二次感情(建前)」があります。
「怒り」は二次感情に当たります。
突然怒りの感情が湧いたように思えても本当はその奥には必ず一次感情(本音)が隠れています。
一次感情の例としては「寂しさ」「悲しみ」「期待」「不安」などがあります。
例えば人が自分の思うように動いてくれずイライラして怒りの感情が湧いてしまった時などは、その怒りの感情の前に相手が自分の思うように動いて欲しいという「期待」の感情があります。
そこに気付くと自分の本当の気持ちに気付けるようになります。
相手に期待していたなと気付いたら人に過度な期待をしないように意識を変えることも出来ますし、もし根底に「寂しさ」があって怒りが湧いたとしたら相手に「怒り」ではなく、「寂しさ」を伝えることが出来ます。
怒りの感情に振り回されないようにするには、自分の一次感情(本音)を知ることが大切です。
そして人に自分の気持ちを伝える時には一次感情(本心)を伝えることが重要です。