「カウンセリングってどんなものなの?」という疑問にお答えします
ご覧になってくださっている方の中には「カウンセリングってどんなことをするの?」と思っておられる方もいると思います。
今日はそんな方にカウンセリングについてご説明したいと思います。
まず一つ目はカウンセリングとはカウンセラーが何かをアドバイスするものではないということです。
時にはアドバイスが大きな助けになることもありますが、私のカウンセリングでは基本的に「問題解決の答えはクライエント自身が持っている」と考えます。
「解決」というのは出来事を変化させるのではなく、クライエントの心の奥にある今まで気づかなかった思い込みや思考パターンを知ることにより、悩みが悩みでなくなっていくプロセスを踏んでいくことです。
私たちが普段言葉にしているものは、顕在意識にあるものです。
潜在意識という無意識の領域にあったものが、顕在意識に上がってくることにより初めて言語化されます。(潜在意識の特徴はこちら)
なので言葉に出していなくても何か心がザワザワする、モヤモヤするというようなことは沢山あります。
それは言語化出来ていないだけで、潜在意識の中に確かに存在します。
そのザワザワ、モヤモヤの元は何なのか?
それをカウンセラーはさまざまな心理技法を用い、潜在意識の奥深くにある「今まで気づかなかった思い込み、思考パターン」を顕在意識に上げて「気付き」として言語化出来るように導きます。
そうして自分でも気付かなかった思い込み、思考パターンを知ることにより、更に潜在意識の奥深くにある「本当の自分」に出会うことが出来ます。
誰もがこの世でたった一つの無限の可能性を秘めた特別な存在です。
その「本当の自分」に出会うことで人生で最大の幸福感が得られます。
何の条件をつけなくてもありのままの自分でいい。
自分の中の素晴らしい本質に出会う旅がカウンセリングであり、それをサポートするのがカウンセラーなのです。
なので、もう一つの大切なことは、クライエントが安心して何でも話せる場を提供すること。
100%クライエントの味方として真摯に向き合いお話を聴かせていただくこと。
それがカウンセリングにおいて大切なことだと考えています。
親や友人にも話せなかったことを他人のカウンセラーに話すのは勇気がいることと思います。
ですので、カウンセラーとしてクライエントが安心して何でも話せる環境を整えて、勇気を出してくださったあなたにまずは最初にお礼を伝えるところからカウンセリングは始まります。