アダルトチルドレンの悲しき悪循環

負




今日はちょっと私のお話をさせていただこうかなと思います。




私の父は私に何か優しい言葉や父親としてのアドバイス、励ましなどしてくれたことのない人でした。


否定されたりすることは数限りなくあるのですが、肯定的に捉えてもらった記憶がありません(実際はあったのかもしれませんが記憶にないんです)



そんな父に私は大人になってからその理由を尋ねたことがありました。


その時の父の答えは・・・


「お前は放っておいても大丈夫だと思った」でした。




小学生の頃から毎日毎日繰り返される暴れ狂う父の暴力を見て育った私がどんな気持ちで日々を過ごしてきたのか?



泣いて怯えるだけの自分の無力さと


大好きな母を守ってやれない自分への無価値感でした。




だからこそ、そこから芽生えた思いは


「無力で無価値な自分ではいけない!」


「強くあらねばならない!」




そのためには・・・


「人に弱音を吐いてはいけない!」


「なんでも自分で解決する強さを持たねばならない!」


「泣いてはいけない!泣くのは弱いからだ!」





そうして私は「強くあらねば」の鎧をまとって生きていく人生となりました。


結果としてそれが父から見たら「放っておいても何でも一人で出来る」と捉えられたようです。


なんとも悲しい悪循環です。






今思うと、「~ねばならない」だらけの不自由な生き方でした。


ですがその当時はそうしないとあの環境では生きていけなかった。


子供の私は子供ながらに必死に頑張っていたんです。




でも弱音を吐いてもいいし、泣いてもいい、人を頼ってもいいんだと思えるようになるまでには、気の遠くなるような時間がかかりました。



今は自分に何の制限もつけず本当に自由に生きています。





ハートに書かれた価値観



子供の頃に刷り込まれた価値観はなかなか強固で、簡単に書き換えることが出来ないように思われがちですが、そんなことはありません。



あなたはあなたが幸せになる価値観を自由に選ぶことが出来るんです。



頑張って生きてきた自分を認めて受け入れてあげて、次に自分を不自由にする価値観を手放し、そして幸せになる価値観へと書き換えませんか?



あなたの幸せな人生へのサポートが出来れば嬉しく思います。



この記事が誰かのお役に立てますように。


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