あなたが安眠できない理由【貧血編】
前回睡眠の大切さについてお伝えしましたが、今日は良い睡眠が取れない理由の一つである「貧血」についてお伝えしようと思います。
貧血にも種類がある
・鉄欠乏性貧血(成長期や有経女性に多い)
・再生不良性貧血
・溶血性貧血
・腎性貧血
・巨赤芽球性貧血
・亜鉛欠乏性貧血
病院の血液検査で貧血を指摘されていない方も多いかと思います。
でも・・・
実は貧血は病院の検査で見逃されやすい
その理由としては水分を摂らずに採血し、脱水状態だと血液が濃縮された状態のため、数値が高めに出てしまい基準値と判断されてしまう。
その他、一般的な血液検査では検査項目が不足しています。
なので、血液データで貧血を指摘されなくても全身に様々な症状が出ることがあります。
次に鉄欠乏性貧血の症状についてお伝えします。
鉄欠乏性貧血の症状
・不眠
・めまい、立ちくらみ
・息切れ
・倦怠感、疲れやすい
・朝が弱い
・爪がもろくなる
・集中力が続かない
・イライラ、情緒不安定
貧血でイライラや情緒不安定にもなりますし、不眠にもなるため良い睡眠をとる事が出来なくなります。
質の良い睡眠がとれないと、免疫力が落ち風邪をひきやすくなったり、メンタルにも影響が出てきます。
色々工夫をされてもなかなか睡眠の質が改善しない方は貧血症状がないか疑ってみてはいかがでしょうか?
もし貧血の症状があるなと思われたら、食事を見直していただけると良いかと思います。
病院で発見される貧血だとお薬を出していただけることがありますが、病院で発見されない貧血症状の場合、自己判断で鉄サプリを服用される方もおられますが、デメリットもありますのでまずは食事からというのをおすすめいたします。
何を隠そうこの私が「鉄サプリ」で大変な目に遭ったので、これもいつか機会があればお伝えしたいと思います。
食事のポイント
・鉄分の多い食材を食べる(赤身肉、ほうれん草、小松菜、レバー、貝類、カツオ、大豆製品等)
・良質なタンパク質を摂る(肉、魚、卵等)
・鉄の吸収を高めるビタミンCを摂る(野菜、果物等)
・鉄の吸収を阻害する食品を控える(緑茶等タンニンを含むもの、加工食品)
不眠に繋がるその他の原因についてはまた今後もお伝えしていきたいと思います。
不眠は単に体の問題だけではなくて、メンタルにも大きく影響します。
心と体はつながっているので、どちらかだけが健康であっても真の健康とは言えません。
悩みがあるから眠れない、眠れないからメンタルが更に落ち込む・・・という悪循環になることがあります。
精神的な問題はカウンセリングで解決できます。
それと合わせて環境面で工夫出来ることをしていただいたら、より効果は大きいかと思います。
この記事が誰かのお役に立てますように。